富田薬品の薬剤師中途採用事情

『富田薬品って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、富田薬品の就労環境について、まとめています。

 

現在、富田薬品で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、富田薬品の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

富田薬品の会社概要

医薬品総合商社として、昭和23年に熊本市において設立された、富田薬品。創業以来、医薬品の卸売業者として、九州地方を中心に事業を展開している会社ですが、近年では、ベトナムのホーチミンに駐在員事務所を開設するなど、海外展開の動きを強めています。

 

また、災害時や医療現場へ医薬品を、いち早く現場に届けるよう、ITシステムを導入したり、大型物流センターを建設したりするなど、物流体制の効率化を積極的に進めています。

 

その富田薬品ですが、『人材は資本』を会社の基本理念として掲げて、人材育成に力を入れており、なかでも、仕事に取り組む姿勢や考え方を重視しています。

 

そのため、真面目に仕事に向き合う人に向いている会社と言えますし、そういった人が採用される会社とも言えるので、堅実な働き方を望む人に、オススメです。

 

このページでは、富田薬品における薬剤師求人の傾向、求人情報の入手方法、および、薬剤師の年収・就労環境について、まとめていますので、参考にしてください。

 

富田薬品における薬剤師の募集状況

富田薬品は、中途採用でDI業務を担当する管理薬剤師を募集することがありますが、常時ということではないので、タイミングによっては、求人がゼロというケースもあります。そのため、求人情報を、こまめにチェックするようにしてください。

 

ちなみに、募集がかかった時の応募条件ですが、薬剤師の免許があれば、実務経験は特に問わないとするケースが多いのですが、これは、その都度違うので、詳細については、個々に確認するようにしてください。

 

また、これは言うまでもないことかもしれませんが、仮に経験不問という条件だったとしても、経験者のほうが歓迎されますし、待遇も良くなるので、実務経験がある人のほうが有利です。

 

(調剤経験のみということでも、経験者として扱われるので、企業勤務の経験が無いということでも大丈夫です。)

 

求人情報の入手方法

富田薬品が、管理薬剤師を募集する時には、民間の転職会社を通じて、求人を告知するのが一般的なので、求人情報を入手するためには、転職会社に問い合わせる必要があります。

 

このページの最後に、富田薬品の薬剤師求人を扱う、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、ぜひ一度連絡を取ってみてください。

 

ちなみに、転職会社に会員登録(求職者登録)をしておくと、その後は、新規求人が発生した時には、その都度、メールで通知してもらえるので、富田薬品の有効求人がなかった時には、とりあえず、登録だけ済ませておくことをオススメします。

 

また、転職会社は、薬剤師向けの様々な求人案件を扱っているので、富田薬品以外の求人のことについて、教えてもらうことも出来ます。

 

薬剤の給与体制について

中途採用の場合、具体的な給与額は、それまでの経験や実績をベースにして算出されるので、一概にこれぐらいということは言えないのですが、未経験者の場合、基本給が22~23万円程度というのが、一つの目安となります。

 

ここに、薬剤師手当や家族手当、住宅手当、通勤手当、時間外手当などが支給されることになります。また、富田薬品の場合、年に2回、賞与があるので、それらを含めると、想定年収は、450~500万円といったところです。

 

福利厚生面に関しては、各種保険制度が完備されているほか、企業年金制度、従業員持株会制度、財形貯蓄制度、福祉見舞金制度、独身寮・社宅、永年勤続表彰制度などが用意されており、なかなか充実した内容となっています。

 

また、医療機関に直接関わる仕事ということもあり、正社員・パート職員に関わらず、全社員を対象に、ワクチン接種が義務づけられており、接種費用については、会社側が全額負担しています。

 

熊本市の企業としては、それなりの給与水準となっているので、待遇面だけで判断するとしても、富田薬品は転職先として、検討するだけの価値がある会社と言えます。

 

中途採用で入社する時の注意点

先ほども触れたように、中途採用の場合、前職の給与や、それまでの勤務実績を考慮したうえで、基本給が算出されますが、具体的な金額については、交渉次第で変わってきます。

 

そのため、富田薬品から提示された金額に納得がいかない場合には、希望条件を伝えて、話し合うことをオススメします。

 

もし、こういった交渉ごとが苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらうことも可能です。彼らは転職のプロなので、この手の交渉には慣れており、実際、条件の上積みに成功することが、珍しくありません。

 

プロに依頼することで、自分で交渉を行うストレスから解放されますし、成功率自体も大幅にアップするので、遠慮せずに依頼してください。

 

薬剤師の就労環境について

薬剤師は、年間休日121日の完全週休二日制(土・日)となります。有給休暇については、全消化とまではいきませんが、年間5日以上消化することが義務化されていることもあり、5~10日間ぐらいを消化している人が多いです。

 

残業や休日出勤の機会は殆どなく、自分の時間をしっかりと取れるので、仕事だけでなく、プライベートも充実させたいという人でも、満足することが出来る職場環境と言えるでしょう。

 

仕事の内容としては、在庫管理・品質管理業務や、取引先からの医薬品情報等についての問い合わせ対応、医療機関を対象とした薬剤勉強会開催など、DI業務を担当することになります。

 

富田薬品という会社を代表する人間として、取引先企業、病院に対して、薬剤の知識、情報を伝える役割を担うことになるので、薬学の知識に精通しているのは、もちろんのこと、コミュニケーションスキル、プレゼンスキルも重要となってきます。

 

この会社で働くのであれば、日頃から、こういったスキルを磨くことを意識するようにしてください。

 

成長環境について

富田薬品では、各年次研修・マネージャー研修など経験・役職に応じた研修制度が用意されています。

 

会社から指名された有能な社員だと、メーカー主催の海外研修に参加する機会もあります。

 

また、仕事上、必要な資格の取得について、会社側が全面的にバックアップしてくれるシステムもあり、会社の応援を糧に、取り組むことが出来る環境です。

 

また、e-ラーニングも導入されており、余暇の時間を使って、スキルアップや資格取得のための勉強をすることが出来ます。

 

そういった意味では、自分を高める環境が整備されていると言えますが、この会社で対象としているのは、あくまでも一般的なビジネススキルです。

 

薬学に関する専門知識を学ぶための研修プログラムが用意されているわけではないので、こういった知識をブラッシュアップしたければ、薬剤師会が主催するセミナーや勉強会に参加することが必要と考えてください。

 

なお、富田薬品は人材教育を重視する会社なので、スキルアップしたいという要望を伝えれば、そのための環境を整備してくれる可能性は十分にあるので、学びの場が欲しければ、自分から会社に対して、提案していくのもアリです。

 

女性の働きやすさについて

薬剤師という職種は、男女関係なくフェアに仕事が割り当てられますが、それは富田薬品においても変わりません。

 

男女比率としては、男性のほうが、僅かに高いのですが、男性優位という発想はなく、女性も男性と同等の立場で働くことが出来ます。

 

育児休業制度や介護休業など、育児支援制度も整っていますし、休みも取りやすいので、子育てをしながら、働く女性にとっても、安心出来る環境です。

 

富田薬品の転職としての価値

薬剤師が働く職場として見た場合、富田薬品は、就労環境がしっかりしていますし、待遇面も良好です。(特に、福利厚生の充実度は、熊本県内においては、なかなかのレベルです。)

 

職場の人間関係も良好な会社であり、転職先候補として、検討するだけの価値は十分にあるので、興味がある人は、ぜひ真剣に考えてみてください。

 

ただし・・・なのですが、富田薬品では、薬剤師を募集する求人は少ないので、そもそもの話として、転職のチャンスは限られてくるということがあります。

 

タイミングによっては、何ヶ月も待っても、求人が出てこないというケースもあり得るので、ほかの求人も視野に入れて、幅広く転職先を探すことをオススメします。

 

下記に、富田薬品の求人の取り扱い実績がある代表的な転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、薬剤師向けの様々な求人案件を保有しているので、ぜひ、他社の求人のことについても、話を聞いてみてください。

 

<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>

 

 

※補足
一般企業が勤務先となる求人についても、紹介してもらえる可能性は十分にありますが、熊本となると、やはり少ないので、なるべく早く、次の仕事を見つけたいということであれば、調剤薬局やドラッグストアも選択肢に入れたほうがいいです。

 

また、仮に今、仕事に就いていて、そのなかで民間企業への転職を狙っているということであれば、転職先が決まるまで、今の仕事を続けることです。

 

(すぐに仕事が決まる可能性は、残念ながら低いので、働きながら、転職先を探すようにしてください。)