『ふくろう薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、ふくろう薬局の就労環境について、まとめています。
現在、ふくろう薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、ふくろう薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
ふくろう薬局の会社概要
2007年に設立された株式会社、ふくろう薬局。宇都宮市内に本店と、アクア薬局の店舗名で別店舗を運営している、2店舗体制の調剤薬局です。
どちらの店舗も、様々な医療機関の処方箋に対応していますし、在宅医療を希望する患者に対しては、訪問サービスも展開している、地域密着型の薬局です。
ITの活用にも、積極的な薬局であり、宇都宮の薬局としては、いち早く、処方箋の事前受付サービスを導入して、受け取り時間の短縮につなげています。
(家族の処方箋も受け取ることが出来るようになっているので、小さな子どもや高齢者がいる家庭にも、便利と好評です。)
このページでは、ふくろう薬局における、中途採用求人の傾向、および、薬剤師の年収・給与水準、就労環境について、まとめていますので、参考にしてください。
ふくろう薬局の薬剤師募集求人の傾向について
ふくろう薬局では、正社員・パート職員の薬剤師、アクア薬局では正社員の薬剤師を募集しています。公式サイト内に、募集要項が記載されているので、詳細については、そちらで確認するようにしてください。
https://job-gear.net/hukuroupharmacy2/A70703116301/MDkyujin_d.htm?from=top
応募条件としては、薬剤師免許があれば、経験や年齢は問わないとしているので、誰でも気軽に応募出来ます。
しかし、給与額は、経験年数や能力を加味して、決定されるので、実績や経験がある人のほうが、有利なことには、変わりがありません。
なお、ふくろう薬局からは、管理薬剤師を募集する求人が出てくることもありますが、こちらは、即戦力となる人材が求められているので、就労経験が豊富な人でないと、まず採用されることは、ないでしょう。
求人情報の入手方法に関する補足
ふくろう薬局では、転職会社経由でも、募集を行っているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが出来ます。
公式サイト・転職会社のどちらにおいても、入手出来る情報には変わりありませんが、転職会社の場合、様々な調剤薬局、ドラッグストア、病院からの薬剤師募集案件を保有しているので、ふくろう薬局以外の求人のことについても、知りたいという時は、まとめて教えてくれるので便利です。
このページの最後に、ふくろう薬局の求人情報を扱っている、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。
薬剤師の給与体制について
ふくろう薬局の給与体系ですが、薬剤師は年俸制となり、12分割されたものが、毎月支給されることになります。
各種手当なども、年俸に含まれるという考え方となるので、年俸=総収入ということになりますが、ふくろう薬局のモデル年収は550~700万となります。(細かいことを言えば、アクア薬局のほうが、若干、給与が上です。)
福利厚生面に関しては、社会保険は完備されていますが、それ以外には、特筆出来ることはありません。強いていえば、制服が貸与されるぐらいです。
退職金制度や賞与といったものもありません。その分、年俸を高めに設定して、そこでカバーするという形になっているので、待遇面について、他社と比較する時は、この点を加味して、考えるようにしてください。
なお、パート職員に関しては、時給2000円からのスタートとなり、正社員ほどではありませんが、経験・実績を考慮する形で、スタート時の時給が算出されることになります。
中途採用で入社する時の注意点
冒頭でも触れているように、中途採用の場合、前職の実績や給与額、年齢などを考慮して、給与額が算出されることになりますが、ここは会社側との交渉次第ともなるので、ふくろう薬局から提示された給与額に納得がいかない場合には、希望条件を伝えて、話し合うことをオススメします。
もし、こういった交渉ごとが苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらうことも可能です。
彼らは転職のプロなので、こういった交渉ごとには慣れており、スムーズに話を進めてくれますし、実際、希望条件に近い金額で、話がまとまるケースもあるので、遠慮せずに、一度相談してみてください。(相談すれば、快く応じてくれるはずです。)
薬剤師の就労環境について
ふくろう薬局の就労環境についてですが、日・祝日休みの、変則的な週休二日制となり、勤務時間は、9時~18時30分の間で、早番・遅番の2パターンとなります。
パート職員は上記の勤務時間内において、1日4時間以上、週1日勤務から可能となっています。具体的な勤務時間・勤務日数については、相談によって決めることになるので、働き方の自由度は、高いです。
休暇については、夏期休暇・年末年始休暇がありますが、夏季休暇については、医療機関のスケジュールに併せて、有休を消化する形で、取得することになります。
一方、年末年始休暇については、基本的には、12月30~1月4日となりますが、ここも医療機関のスケジュールに合わせることになるので、年ごとに、若干の調整が入ると考えてください。
業務内容としては、病院の門前薬局としての典型的なものとなり、主に、投薬・ピッキング・監査・発注といった業務を担当することになります。
幅広い年代の薬剤師が勤務していることもあって、職場は、アットホームな雰囲気に包まれています。サポート体制がしっかりしており、先輩薬剤師のフォローを受けながら働けるので、安心感があります。
こんな職場なので、人間関係は良好で、その結果として、スタッフの定着率が高い職場となっています。
成長環境について
成長環境についてですが、研修制度や社内の勉強会などは、特に設けられていないため、知識をブラッシュアップしたければ、自主的に外部の研修会や学会などに参加する必要があります。
そういった意味では、大変ですが、その反面、日々の業務においては、先輩薬剤師から、仕事のことについて、丁寧に教えてもらう機会が多いですし、経験豊富な薬剤師も多いので、活きた知恵(実践的な知識)を学ぶ環境としては、悪くないです。
女性の働きやすさについて
薬剤師は、男女に差がなく、平等に働ける職種ではありますが、これはふくろう薬局においても変わりません。男女が平等に働けますし、女性だからといって、仕事内容に優劣をつけられることは、ありません。
昇進の機会も平等なので、管理薬剤師、店長とキャリアアップを目指すことも出来るので、上昇志向が強い女性にとっても、やり甲斐を感じることが出来る職場だと思います。
その一方で、小さな子供を持つ女性だと、多少、働きづらいかもしれません。産前産後休暇・育児休業制度などは、整備されていないので、子どもが生まれた後、すぐに職場に復帰することになりますし、フルタイムで働くことになるので、心身ともに、何かと大変です。
パート職員に雇用形態を変えることが出来るので、そうなると、勤務スケジュールについては、かなり自由が効くようになり、子育て・家事の合間に少し働くくらいの感覚であれば、問題はないでしょう。(扶養の範囲で働くことも出来ます。)
ただし、その分、当然、収入は落ちますし、キャリアという観点から見れば、間違いなくマイナスなので、自分のキャリアと子育てを同時に追求していきたいという人には、あまりオススメ出来ない職場です。
ふくろう薬局の転職としての価値
ここまで、ふくろう薬局の就労環境についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょか。額面の給与額自体は高めですが、福利厚生が殆どないので、その分を差し引いて考えると、薬剤師としては、ごく標準的な待遇と言えます。
加えて、研修制度がないので、現場の業務以外でも、知識・スキルを磨く機会が欲しいという人にとっては、物足りないでしょう。また、小さな子供を持つ女性にとっては、正職員で働くには大変な面が多々あります。
その一方で、少人数のアットホームな環境は、社員の働きやすさに、つながっている面もあるので、人間関係を取るか、就労条件を取るか、どちらを重視するかによっても、ふくろう薬局の転職先としての価値は、変わってくることになりそうです。
そのため、仕事を選ぶ際に、何が大切なのか、自分自身の価値観と照らしあわせながら、最終判断を下すようにしてください。
下記に、薬剤師の転職支援を専門とする転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、ふくろう薬局も含めて、様々な薬局、ドラッグストアの就労環境に精通しているので、判断に迷うところがあれば、直接相談してみてください。
プロの視点で、冷静にアドバイスしてくれるので、参考になるはずです。また、転職会社に、自分が希望する条件を伝えて、その条件を満たす、ほかの求人を紹介してもらうのも、オススメです。
ふくろう薬局以上に、魅力を感じる求人が見つかる可能性は十分にありますし、転職先を決める際に、選択肢が多いに越したことはないので、ぜひ、別の会社の求人のことについても、話をしてみてください。
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