ココカラファインの薬剤師中途採用事情

 

『ココカラファインって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、ココカラファインの就労環境について、まとめています。

 

現在、ココカラファインで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、ココカラファインの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

ココカラファインの会社概要

神奈川県横浜市に本社を置き、ドラッグストアチェーンを展開する株式会社ココカラファイン。合併や株式取得による積極的な拡大戦略を取っており、ドラッグストア業界第3位の企業へと成長しています。運営店舗は、2016年現在、42都道府県で1300店舗を超えています。

 

ココカラファイングループは、持ち株会社である株式会社ココカラファインと、4つの完全子会社からなります。グループの中心事業であるドラッグ・調剤薬局事業は、子会社である株式会社ココカラファインヘルスケアが担っています。

 

このページでは、ココカラファイングループにおける薬剤師の中途採用求人事情、および、薬剤師の年収や就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

ココカラファインの中途採用事情

全国各地の店舗において、薬剤師が不足していることに加えて、積極的な新規店舗出店を行っているため、ココカラファインでは、薬剤師に対する求人需要が活発であり、新しい人材を常に求めています。

 

新卒だけでなく、中途採用も、通年で募集をかけているので、いつでも応募することが可能です。公式サイト内の採用情報ページにおいて、求人の詳細について確認することが出来ます。http://recruit.cocokarafine.co.jp/top.html
(エントリーも可能です。)

 

中途採用の場合、転居を伴う転勤の可能性がある全国職と転居を伴う異動が無い地域職の2職種に分かれています。全国職の場合、勤務地や店舗に関する要望を会社側に伝えることが出来ますが、最終的には、会社の方針で配属先が決まることになります。

 

一方、地域職だと、希望勤務地を指定出来ますし、本人が同意しない限り、転居を伴う転勤が発生することはありません。(通勤圏内での異動が発生することはあります。)

 

また、ココカラファインに転職した時には、設調剤薬局における調剤・服薬指導業務、OTC店舗における医薬品・健康食品等の接客販売、カウンセリング業務のいずれかに配属されることになりますが、地域職の場合は、業務を選択することも可能です。

 

全国職の場合には、ここも会社の方針次第となるので、職場選択の自由度がかなり落ちることになります。その代わり、給与は地域職よりも高めに設定されているので、収入重視の人に向いています。

 

なお、現在、薬剤師を募集している店舗の詳細については、公式サイト上では確認出来ず、エントリーフォームに必要事項を記入したうえで、質問する形となっています。

 

このあたりのプロセスは面倒ですし、この段階では個人情報をココカラファインに教えたくないという人は、薬剤師専門の転職エージェントに問い合わせてください。

 

中途採用の場合、エージェント経由でも、募集がかかっているケースが多いですし、その場合、店舗情報・年収条件などの詳細について、エージェントから事前に教えてもらうことが出来ます。

 

下記のエージェントであれば、ココカラファインの中途採用求人の取り扱い実績が豊富なので、情報源として頼りになります。

 

薬剤師の転職支援を得意とする転職エージェント


転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。

 

ココカラファインの薬剤師の年収、昇給について

ココカラファインの給与体系ですが、薬剤師の場合、基本給に薬剤師手当、役職手当、家族手当、残業手当など諸手当がつき、かつ、年2回のボーナスが支給される形となります。具体的な年収例を挙げると、下記の通りとなります。

 

ココカラファインに勤務する薬剤師の年収事例

  • 一般薬剤師  26歳年収480万円
  • 一般薬剤師  34歳 年収600万円
  • 一般薬剤師  42歳 年収550万円
  • 薬局長     32歳 年収550万円
  • 薬局長     38歳 年収650万円
  • 店長       31歳 年収650万円
  • 店長       33歳 年収550万円
  • 店長       43歳 年収700万円

 

給与体系の特徴としては、基本給を低く設定して、不足分を手当という形で補っているため、基本給が計算のベースとなる賞与は、必然的に少なくなります。

 

結果として、ココカラファインの給料は、薬剤師としては、ごく一般的なものとなっており、地域によっては、同業他社のほうが高給与になるといった、やや物足りない状況です。

 

Check!

賞与は、個人の成果と、所属先店舗の業績に応じて、支給額が決められる仕組みとなっています。

 

昇給については、ある程度の年数までは、微増が続きますが、それ以降は、昇進しない限り、給料がアップすることはないと考えてください。

 

残業代については、1分単位での支給と、かなり細かくなっています。コンプライアンスを重視する会社なので、出退勤の時間管理には、指紋認証が使われるなど、徹底しています。

 

サービス残業が見つかると、処分対象となることもあって、ココカラファインでは、残業代が支払われないということは100%ないので、ここは安心です。

 

転勤OKだと、月給が1万円アップ

正社員の薬剤師は、全国職、地域職のいずれかを選択することになります。全国職というのは、国内全域の店舗、どこでも転勤を受け入れるという人を対象としたもので、地域職は、引っ越しを伴うような店舗移動は『なし』とするものです。

 

地域職よりも全国職のほうが、給料を優遇されており、たとえば、新卒の初任給で見ると、地域職は30万、全国職は31万円以上となっています。(配属先によっては、35万円ぐらいになるケースもあるようです。)

 

中途採用で転職した薬剤師の待遇も一緒なので、転勤がOKという人は、全国職を希望したほうがいいです。

 

パートで働く薬剤師の時給

パートの時給は、店舗によって違いますが、2000~2200円というのが、おおよその目安です。地域の時給相場や、各店舗の人員状況によって変動があるので、詳細については、直接確認するようにしてください。

 

ココカラファインの福利厚生

薬剤師向けの福利厚生としては、社宅制度や扶養手当、退職金制度、社員割引制度などが用意されています。(社員割引制度は、パートの薬剤師も利用できます。)

 

また、ココカラファインは、福利厚生業者と提携していて、宿泊施設などのサービスを会員価格で受けることが可能となっています。(毎月150円が給与から天引きされます。)

 

さらに、持株制度があり、ココカラファインの自社株式を保有しておくと、報奨金を支払われるケースが多いので、社員からは人気があります。

 

首都圏勤務者は住宅手当アリ

ココカラファインは、東京23区、横浜市、川崎市に住んでいる薬剤師に対して、月額5000円の住宅手当を支給しています。ほかの地域に居住する薬剤師は対象外となっており、首都圏勤務者限定です。

 

ココカラファインの評価制度について

ココカラファインでは、ステージ制を取っており、年次(勤続年数)に関係なく、ステージが上がった段階で昇給する仕組みとなっていますが、年々、評価項目が厳しくなっており、高評価を受けるのは、かなり難しい状況です。

 

また、内容としては、自己評価と直属の上司による査定という二つの要素から構成された評価制度となりますが、査定者である上司の権限が強く、人によって評価の基準が変わるため、曖昧と感じる人も多いのが、実情です。

 

結果として、現時点においては、なかなか昇進は望めない状況となっています。

 

補足

ココカラファインでは、事業成長のペースが速く、組織規模が年々、拡大していますが、それに伴い、昇給システムが、たびたび変更されています。

今も、組織改編のペースが速いので、評価制度に関しても、短期間で大きく変わる可能性があります。

そのため、転職を考える際には、事前に現行の制度がどのようになっているか、確認することをオススメします。(エージェントに問い合わせれば、最新の状況について教えてくれます。)

 

ココカラファインのワークライフバランスについて

ココカラファインは、週40時間のシフト勤務となります。ワークライフバランスについては、調剤薬局とドラッグストアのどちらに配属されるかによっても違いますし、同じ業務形態でも、店舗間の差が大きなものとなっています。

 

シフトを作るのは、薬局長・店長のため、希望休を取りやすいかどうかは、店舗ごとに違います。薬剤師の在籍人数が多い店舗では、比較的、希望が通りやすくなりますが、慢性的に不足している店舗だと、個人の希望よりも、店舗の都合が優先されることになります。

 

また、残業に関しても、店舗ごとの違いが大きく、ほぼ定時で帰宅できる店舗もあれば、毎日、長時間の残業が発生する店舗も存在します。

 

有休についても、所属する薬剤師全員が100%消化しているという店舗、定期的にまとめて取得して、連休を楽しんでいるという店舗もあれば、取得率を上げるために、店舗側の都合にあわせて、無理矢理取らされるし、それでも消化できるのは、ほんの一部という店舗もあります。

 

そのため、自分が勤務を希望するエリアにおける店舗の就労環境について、確認しておくのがベストですが、会社全体としてみれば、休みを取りやすい店舗のほうが圧倒的に多いです。

 

Check!

ワークライフバランスが期待できないのは、アルバイトが集まらないような地域にある店舗です。

 

調剤薬局とドラッグストアの比較

ココカラファインのなかで言えば、調剤薬局よりも、ドラッグストア勤務のほうが大変です。土日もシフトに入ることになりますし、23時など夜遅くまで、開店している店舗も少なくないので、夜間勤務の機会も生じることになります。

 

また、ドラッグストアというのは、業界全体で休みが少なめで、平均の年間休日数が110日ぐらいです。

 

ココカラファインでは、休日規則を業界に即したものにしており、年間休日数が113日となっていますし、この影響で、調剤薬局についても、同業他社よりも少なめに休日数が設定されています。これは、労働時間が増えることを意味しているので、マイナス点と言えます。

 

ただし、以前はなかった労働組合が、働きやすい職場作りを目指して結成されたこともあり、ワークライフバランスについては、今後、向上していく可能性があります。

 

薬剤師向けの研修制度について

ココカラファインは大手だけあって、教育プログラムが充実しています。ビジネスマナーを学ぶための研修から、商品知識を身につけるための研修、薬学に関する研修まで、様々な研修が定期的に開催されています。

 

メーカーによる勉強会もありますし、店舗によっては、スタッフ主導による勉強会を開いているところもあります。

 

また、eラーニングシステムが用意されており、アルバイトも含めて、薬剤師は誰でも利用できるようになっています。(コンテンツが充実していると好評です。)

 

ココカラファインで働くことで得られること

ココカラファインは、『お客様第一主義』という理念を掲げている会社ですが、うわべだけではなく、社長をはじめとする経営陣が率先して、この考えを行動に移しており、現場で働くスタッフも、身をもって学ぶことができます。

 

これは、感性的な話となるので、言葉で説明するのは難しいのですが、中途で入社した人は、誰もが、この姿勢を素晴らしいと感じ、共感すると口にするので、薬剤師としてキャリアを重ねていくうえでは、貴重な機会になると思います。

 

なお、ココカラファインのもう一つの特徴として、地域の特性に合わせた店舗作りを意識しており、店舗内の配置、装飾などに関しては、現場のスタッフに一任されています。

 

そのため、様々なことを試しながら、創意工夫することが当たり前という雰囲気が培われていますが、『自分で考える』ことが日常になることで、得られる経験というのは、大きなものとなっているようです。

 

女性の働きやすさについて

ココカラファインは、パート・アルバイトも含めて、女性薬剤師の割合が多い職場のため、女性が働きやすい環境作りがなされています。

 

仕事内容は男女平等なので、女性だからといって、肩身の狭い思いをすることはないですし、キャリアアップに関しても、本人に意欲があれば、女性でもどんどん昇進していくことが出来ます。実際に、ココカラファインでは、女性店長・薬局長が、数多く存在します。

 

ただし、管理職に就くと、残業や休日出勤の機会が多くなり、仕事の負担が重くなるので、小さな子供を持つ人のなかには、子育て中は、あえて一般職で働くことを選択するという人が少なくありません。

 

また、ドラッグストア勤務となると、土日や夜遅くまで働く必要が出てくるので、既婚者の場合、家族の理解が必要不可欠となります。

 

なお、ココカラファインは、子育てを支援する制度が整っており、産休・育休制度(2歳まで)を利用することが可能ですし、利用後の復職も容易です。

 

復帰後には、子供が小学校に入学するまで、時短勤務で働くことができますし、子供の発熱などで急な休みが必要な場合は、電話を1本かけるだけで、問題なく休みがもらえる、子供の学校行事に合わせて休みが取れるなど、フォローは手厚いです。

 

また、時短勤務でも厳しいということであれば、業務負荷を減らすために、正社員としてだけでなく、パートとして戻ることを選択することも、認められています。

 

子育てが一段落した段階で、正社員に復帰することができるので、ママ薬剤師からすると、働き方の自由度が高くやりやすいです。

 

こういった環境なので、産休・育休からの復帰率は、非常に高くなっています。

 

補足

ココカラファインでは、時短勤務制度を、フレックス社員制度と呼んでいます。一般的な『フレックス勤務』とは違うので、間違わないようにしてください。

 

ココカラファインの転職先としての価値

ここまで、ココカラファインの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、日本を代表する大手企業だけあって、待遇・社内環境、ともに業界のなかでも、優良と言える内容になっています。

 

ただし、地域間・店舗間の差が大きいため、どの店舗に配属されるかによって、実際の状況は異なってきます。そのため、自分が希望する勤務エリアの状況について把握することが重要ですし、その際は、他社との比較検討も必須です。

 

ココカラファインは良い・悪いと一言では断言出来ないので、予備情報を集めたうえで、判断を下すようにしてください。

 

下記に、薬剤師の転職支援実績が豊富な転職エージェントをリストアップしておきます。問い合わせれば、幾らでも情報を教えてくれますし、どの会社が自分に最も向いているか、客観的な視点で、アドバイスを受けることも出来ます。

 

転職先を決める際には、頼りになる存在なので、うまく活用してください。

 

薬剤師の転職支援を得意とする転職エージェント


転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。