『タカラ薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、タカラ薬局の就労環境について、まとめています。
現在、タカラ薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、タカラ薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
タカラ薬局の会社概要
このページは、株式会社タカラメディカが運営している、タカラ薬局について、まとめています。
株式会社トランシスファーマシーが運営する『タカラ薬局』、株式会社タカラ薬局が運営する『タカラ薬局』とは違うので、注意してください。
また、上記した2つの会社については、下記のページにまとめていますので、こちらを参照にしてください。
https://www.nasugbuchurch.com/yakkyoku/2169/
https://www.nasugbuchurch.com/yakkyoku/2161/
江東区を中心に東京都心、及び、埼玉・神奈川において、店舗を展開している、中堅薬局チェーン、タカラ薬局。平成4年の創業以来、着実に業績を伸ばし、店舗網を拡大しています。
処方せん調剤だけでなく、在宅医療や地域保険医療にも、精力的に取り組んでおり、店舗間が近い特徴を生かして、細やかなサービスを行なっている、地域密着型の調剤薬局です。
職員同士の人間関係は良好で、アットホームな雰囲気は、職員の高い定着率にも、つながっています。
このページでは、タカラ薬局における、薬剤師を募集する中途採用求人の傾向、および、スタッフの年収・給与水準、就労環境について、まとめていますので、参考にしてください。
タカラ薬局における、薬剤師募集求人の傾向
タカラ薬局では、正規職員、パート職員の2つの雇用形態において、薬剤師を募集していますが、タイミングによっては、正規職員のみ、パートのみということもあるので、最新の状況については、その都度、確認するようにしてください。
なお、どちらにおいても、応募条件については、経験不問となっているので、薬剤師の資格さえあれば、誰でも応募出来ます。
(もちろん、経験者であれば、優先的に採用されるケースが多く、かつ、実績に合わせて、給与を上げてもらえるので、待遇面でも有利になります。)
求人情報の入手方法
タカラ薬局の公式サイト内に開設されている、採用情報ページに、募集要項が掲載されており、そこから詳細について、確認することが出来ます。
http://www.takara-ki.co.jp/recruit/
応募方法については、一度、メールで問い合わせて、折り返し、連絡を受ける形となります。
また、タカラ薬局では、転職会社経由でも、薬剤師を募集しているので、転職会社に問い合わせることでも、タカラ薬局の求人情報を、入手することが出来ます。
タカラ薬局の場合、サイト内で公開されている募集要項の内容が簡素なので、転職会社に問い合わせたほうが、より詳しいことを確認することが出来ます。
(もちろん、タカラ薬局に、直接問い合わせることでも、確認出来ますが、まだ、応募するかどうか決めていない段階で、直接、やりとりするのは避けたいという時には、転職会社に確認するほうが、気分的に楽だと思います。)
また、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っているので、タカラ薬局以外の求人のことについても知りたいという時には、まとめて教えてもらえるので便利です。
このページの最後に、タカラ薬局の薬剤師求人を扱う、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、必要があれば、直接、連絡を取ってみてください。
薬剤師の給与体制について
タカラ薬局の給与水準ですが、中途採用者の場合、過去の実績を加味されたうえで算出されるので、一概には言えないのですが、正職員のモデル年収は、350万~530万、パート職員の時給は、1900円~2300円となります。
諸手当については、正社員・パート職員、どちらも、残業手当があるのみです。また、福利厚生に関しては、各種保険制度と薬剤師賠償保険が用意されています。
総合的に見た場合、都内の薬局としては、それほど好条件というわけではないので、転職先を探す場合には、別の薬局、ドラッグストアなどの求人とも、見比べてみたほうがいいでしょう。
中途採用で入社する時の注意点
繰り返しになりますが、中途採用の場合、前職までの給与額や実績を考慮した形で、給与額が算出されることになりますが、具体的な金額については、交渉次第で変わってきます。
そのため、タカラ薬局から提示された金額に納得が出来ない時には、希望条件を伝えて、話し合うようにしてください。
タカラ薬局は、給与水準が高いわけではないため、提示される条件というのも、いいものではないかもしれませんが、入社時というのは、条件交渉をしやすいタイミングであり、ここで話をすることで、改善される可能性があるので、諦めるのはNGです。
もし、こういった交渉ごとが苦手ということであれば、先ほども触れた、転職会社に交渉の代行を依頼するようにしてください。
彼らは転職のプロなので、こういった交渉ごとには慣れていますし、話し合いの結果、条件の上積みに成功したというケースが、多々あります。
苦手な人が無理に行っても、まずうまくいかないので、最初から任せてしまったほうが、賢明です。相談すれば、快く対応してくれるので、遠慮せずに、連絡を取ってみてください。
就労環境について
タカラ薬局の就労環境ですが、日曜・祝日が固定休となる、変則的な週休二日制となります。勤務時間については、店舗ごとに異なるので、個々に確認するようにしてください。
休暇制度については、有休に加えて、夏季休暇と年末年始休暇が、それぞれ、毎年5日間ずつ、取れるようになっています。
タカラ薬局では、1店舗あたり平均6名ほどの薬剤師が勤務しており、この規模の薬局としては、多めの人数で構成されているので、余裕を持って働けます。
業務内容については、処方せん調剤がメインとなりますが、在宅医療に力を入れている店舗もあり、そういった店舗に配属された時には、近隣の医療従事者と連携して、在宅者への服薬指導を行なうことになります。
調剤に関しては、基本的に、近隣の病院からの処方せんを応需することになりますが、都市部にあることもあって、様々な処方箋を扱うことになります。
オフィス街にある店舗だと、1ヶ月の処方箋が4000枚を超えることがあるなど、業務量は、店舗ごとに異なります。
また、大企業のオフィスが密集している店舗だと、お昼時など、一定の時間帯に仕事が集中することになるなど、就労環境は同じ系列とは思えないくらい、店舗ごとに特色があるので、このあたりが気になる人は、事前に確認しておくようにしてください。
成長環境について
タカラ薬局では、中途採用者に関しては、研修制度は、特に用意していません。グループ薬局全体での、定期勉強会や社員総会があるのみです。
もし、スキルを研鑽するような機会が欲しければ、個人で外部のセミナーや学会などに参加するということになります。
仕事に必要な知識・スキルは、現場の業務を通じて、習得していくというのが、タカラ薬局の基本的な姿勢となりますが、前述したように、タカラ薬局は、どの店舗でも、6名程度の薬剤師が在籍しています。
年代も30~50代とベテラン層が多く、常に技術がある先輩薬剤師と、一緒に働くことになるので、わからないことがあれば、いつでも気軽に教えてもらえます。
ですから、スキル・知識面で不安がある人でも、安心して働けますし、仕事をこなすなかで、効率良く、自分の実力を磨いていくことが出来ます。
なお、在宅医療に携わる店舗は、限定されているので、もし、この分野に興味があるのであれば、その旨を伝えて、在宅業務に従事出来る店舗に配属してもらうように、してください。
女性の働きやすさについて
薬剤師というのは、男女が平等な立場で働ける職業の1つですが、それは、タカラ薬局においても、変わりがありません。
女性でも責任ある仕事を任されることになりますし、昇進の機会もフェアに与えられているので、キャリア志向が強い女性にとっても、やり甲斐を持てる環境です。
一方、タカラ薬局の育児支援体制についてですが、産前・産後休暇制度は整っており、問題なく取得出来ますが、時短勤務制度はないので、正規職員の場合、復帰後は、フルタイムで働くことになります。
ただし、女性スタッフが多いということもあり、家庭の事情について、理解してもらえる職場なので、小さな子供を持つ人が、働きにくさを感じることは、ほとんどないと思います。
また、家庭とのバランスを取るのが、難しくなったという時には、一時的に、パートに切り替えて、勤務時間を短縮することも出来ます。
タカラ薬局の転職としての価値
タカラ薬局は、人員に余裕があるため、仕事に追われることなく働ける会社であり、就労環境については、問題なしですが、給与など、待遇面については、首都圏の水準で考えると、決して良くはありません。
休暇制度も、それほど充実しているわけではないのですが、この背景には、タカラ薬局は、パート職員の割合が高く、あまり正規職員の待遇については、それほど力を入れていないという事情があります。
パートで働くのであれば、休暇制度は関係ないですし、時給は悪くないので、人間関係の良好さなどを考えると、魅力がある職場です。
(実際、冒頭でも触れましたが、タカラ薬局は、社員の定着率が高い会社なので、そこからも、働く側から見て良い会社ということが、分かると思います。)
つまり、結論としては、タカラ薬局は、パートとして働くにはオススメ、常勤として働くには、ほかの求人もあたったほうがいいということになります。
下記に、タカラ薬局の薬剤師求人を扱う転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、他の調剤薬局やドラッグストア、病院など、薬剤師向けの案件を多数保有しているので、ぜひ、他社の求人のことについても、話を聞いてみてください。
<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>