『新生堂薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、新生堂薬局の就労環境について、まとめています。
現在、新生堂薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、新生堂薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
新生堂薬局の会社概要
昭和52年、福岡市に調剤薬局1号店を開店してから、福岡県、熊本県、鹿児島県を中心にドミナント形式で店舗を拡大してきた、新生堂薬局。店舗数は、年々増えており、現在、ドラックストア50店舗、調剤薬局65店舗を展開しています。
『健康なくらしのお手伝い』を経営理念に掲げ、処方箋の調剤・服薬指導や、医薬品販売だけではなく、コスメ・ベビー用品・健康食品・介護用品など、生活全般に必要な商品を幅広く取り扱うなど、健康への専門性・生活の利便性の双方に注力している薬局チェーンです。
来店される地域住民からは、接客した薬剤師の対応はとても親切と好評を得ており、その評判を反映するかのように、調剤薬局とドラックストア、どちらにおいても、年々、売上を伸ばしています。
最近は、オンラインショップの運営にも力を入れるなど、さらなる業績の拡大を目指して、積極的に事業を展開しており、さらなる成長が期待出来ます。
九州エリアを代表する優良企業と言えるので、この地域で転職先を探しているのであれば、オススメの会社です。
このページでは、新生堂薬局における薬剤師求人の傾向、求人情報の入手方法、及び、薬剤師の年収・就労環境などについて、まとめていますので、参考にしてください。
新生堂薬局における薬剤師の求人事情
新生堂薬局では、正社員、パートの薬剤師を募集しています。公式サイト内に、募集要項が記載されているので、詳細については、そちらで確認するようにしてください。
http://sinseido-recruit.co.jp/
また、新生堂薬局は、中途に関しては、転職会社経由でも募集をかけているので、そちらから募集要項を確認することも可能です。
公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、様々な薬剤師向けの求人情報を扱っているので、ほかの薬局やドラッグストア、病院の求人についても知りたいという時には、まとめて教えてもらえるので便利です。
このページの最後に、新生堂薬局の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますので、興味があれば、一度コンタクトしてみてください。
※補足
新生堂薬局の公式サイトを見ても、パートの求人に関する情報が一切見つからない時がありますが、そういった時でも、転職会社に問い合わせれば、求人を紹介してもらえることがあります。
これは、新生堂薬局が、パートに関しては、告知を転職会社に一任して、自社では行っていないためです。こういったケースもあるので、公式サイトに求人が掲載されていないからといって、パートの募集がないとは判断しないようにしてください。
薬剤師の給与体制について
薬剤師の給与体系ですが、基本給に各種手当、年2回の賞与が支給されるといったものとなります。手当の内容は、資格手当(8万)、研修補助(1万)、住宅手当(1.5万)、職責手当、地域手当、通勤手当(全額支給)が、主なものとなります。
昇給については、年1回、4月に給与見直しの機会があります。福利厚生面は、社会保険が完備されているほか、薬剤師賠償保険、財形貯蓄制度、退職金制度(勤続3年以上)、社員割引制度などが用意されており、中堅薬局チェーンとしては、充実しています。
モデル年収は、月給ベースで29万~40万円、年収ベースで400万~650万円というように、九州エリアの薬剤師の平均年収を上回る水準となっており、なかなかです。
ちなみに、新生堂薬局は、60歳以上のシニア層を、積極的に採用していますが、この年代の人が中途採用で入社する場合には、年俸制となり、定期昇給は無しとなります。
そのため、ほかの年代の薬剤師よりも、条件面でやや劣ることになりますが、給与自体は、現役世代と同等なので、シニア層が働くには、悪くないです。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用の場合、前職の給与額や、それまでの経験・実績を考慮する形で、基本給が算出されることになりますが、ここは交渉次第で数字が変わってくるという要素もあるので、新生堂薬局から提示された金額に、納得がいかない時には、希望条件を伝えて、話し合うようにしてください。
新生堂薬局は、給与水準が高い会社なので、満足出来る条件になる可能性は高いのですが、それだけに、不満がある時に、そのまま受け入れてしまうのは、もったいないです。
もし、こういった条件交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に、交渉を代行してもらってください。彼らはプロなので、この手の交渉ごとには慣れており、上手に話を進めてくれるので、ぜひ一度相談してみてください。
就労環境について
新生堂薬局は、調剤薬局、調剤薬局併設型ドラックストアの二つの店舗形態に分かれますが、いずれの店舗に配属されたとしても、調剤業務専任となり、OTC医薬品の販売に専念させられるということはないです。
そのため、薬剤師として、調剤スキルを磨くことが出来る環境と言えます。ちなみに、新生堂薬局は、様々な病院・クリニックの門前に店舗を構えており、店舗ごとに、取り扱う処方箋が違うので、その気になれば、定期的に店舗を異動して、違う経験を積むといったことも可能です。
なお、新生堂薬局は、一店舗あたり、7~8名の薬剤師が在籍しており、人員体制に余裕があるので、落ちついた状況のなかで、業務に取り組むことが出来ます。仕事に追われるということはないので、安心してください。
勤務形態は、シフト制となり、毎月8~11日の公休を取ることが出来ます。勤務時間については、調剤薬局だと、9時~18時の実働8時間勤務となりますが、ドラックストアだと、9時~23時の間の8時間勤務となり、その都度、変動することになります。(例:9時~18時、13時~22時など)
ただし、どの店舗でも、残業は殆どなく、有休も取りやすい職場なので、ワークライフバランスを重視する人には、オススメの職場です。
ちなみに、新生堂薬局は、先ほども触れたように、シニア層の採用に積極的なこともあり、年配のスタッフが多く、ほかの薬局と比較しても、社員の平均年齢は高めです。また、男性薬剤師の割合が高くなっています。
成長環境について
新生堂薬局は、社内教育に力を入れており、階層別研修や病態研修、薬剤勉強会、医療環境講座、薬剤師主催研修会など、様々な教育プログラムが用意されています。
認定薬剤師の資格取得に対するサポートも手厚く、試験対策のためのe-ラーニング講座などが用意されており、自分のペースで準備を進められます。
なお、新生堂薬局は、調剤併設型ドラックストアの運営に力を入れていることもあり、接客スキル、販売スキルを学ぶための研修会を、開催しています。
この研修会には、薬剤師も参加出来るので、調剤だけでなく、OTC医薬品や生活用品などの販売にも対応出来るようになりたいという人は、こういった機会を利用して、勉強することが出来ます。
新生堂薬局は、接客を重視して、社員のスキル向上に意欲的なので、学びの場として最適です。(かなり、本格的なスキルを学べます。)
女性の働きやすさ
新生堂薬局は、男性薬剤師の数が多い会社ですが、そうは言っても、女性が主軸となっているので、女性も第一線で活躍出来ることが出来ます。管理薬剤師、薬局長といった上級職への昇進の機会も、男女平等なので、キャリアアップを目指している女性にも、オススメです。
育児支援体制については、産前産後休暇・育児休暇が整備されており、誰でも自由に取得出来ます。
時短勤務制度はないので、復帰後には、フルタイムで働くことになりますが、子育て経験がある年配の女性スタッフが多い会社なので、何かとサポートしてもらえるので、安心して働けます。
(どうしても、勤務時間を減らしたいということであれば、一時的に、パートに切り替えることも考慮してもらえるようです。)
新生堂薬局の転職としての価値
新生堂薬局は、九州地方にある薬局、ドラッグストアのなかで、好待遇と言える条件を設定している会社です。残業が少ないうえ、休みがしっかり取れるなど、ワークライフバランスも良好な会社であり、この地域で、転職先を探している人には、オススメです。ぜひ、転職先候補として、真剣に検討してみてください。
下記に、新生堂薬局の中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしてありますが、彼らは社内事情に精通しているので、『もっと、こういったことを知りたい』ということがあれば、直接、質問してみてください。(問い合わせれば、親切に対応してくれます。)
また、転職会社は、薬剤師の求人案件を、色々と扱っているので、ほかの調剤薬局、ドラックストア、病院などの求人を紹介してもらって、比較してみるのもアリです。
比較することで、新生堂薬局の価値は、よりハッキリしますし、その過程で、新生堂薬局以上に、魅力を感じる求人が見つかるかもしれません。転職先を決める際に、候補が多いに越したことはないので、ぜひ、ほかの求人のことについても、話をしてみてください。
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