阪神調剤

 

『阪神調剤って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、阪神調剤の就労環境について、まとめています。

 

現在、阪神調剤で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、阪神調剤の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

阪神調剤の会社概要

阪神調剤は全国146店舗を展開する大手薬局チェーン。関西地域で店舗数No.1です。患者への服薬指導に力を入れるため、1人あたりの薬剤師が取り扱う処方箋の量は1日25枚程度にすることを基準としています。(ただし、店舗差があり。)

 

在宅医療にも力を入れており、居宅訪問指導専門の薬局も開設しています。

 

年収はどれくらい?

新卒採用は初年度月収30万円程度。中途採用については、店舗によって差がありますが、おおむね月収27〜32万円を最低ラインとして、スキルや経験に応じて加算されていく仕組みとなっています。

 

賞与は年2回。昇給は殆どない代わりに、家賃補助などの各種手当てが分厚く、トータルで考えるとおおむね満足出来る水準にあるという声が多いです。

 

薬剤師の年収

 

子育てに対する理解は? プライベートは?

育休・産休制度が完備され、復帰者の約8割が時短制度を利用しています。全社員の7割が女性、管理職にも女性が多いため、出産・子育てに対する理解がある職場と言えます。

 

ただし、店舗差が大きく、営業時間が長い薬局や土日祝日も営業している店舗だと、大変なこともあるようです。事前に採用されるエリアの店舗の状況を確認しておくことが重要です。

 

女性の働きやすさ、ワークライフバランス

 

スキルアップの機会は?

人間教育、薬剤師教育を2本柱とした社内研修制度が用意されています。研修認定薬剤師、認定実務実習指導薬剤師の取得を奨励しており、積極的に支援しています。また、社外研修会も随時企画しています。

 

こんなふうに研修に力を入れている反面、現場指導については店舗次第という要素が強く、殆ど教育を受けられないケースもあるようです。スキルアップについても、店舗によって当たり外れがあると考えたほうがいいようです。

 

スキルアップの機会

 

阪神調剤で働きたいという人が頭に入れておくべきこと

阪神調剤は勤務先となる店舗によって状況が大きく違うため、正直なところ、入ってみないとどうなるか分からないという要素があります。

 

採用面接の時に、店舗や働くスタッフの様子を観察すること、面接官に徹底的に労働環境について確認することが必須と言えます。

 

総合評価

退職した薬剤師の声として一致しているのが、薬剤師の数が絶対的に不足しており、そのため激務であるということ。1人当たりの処方箋枚数を少なく抑えるという会社のビジョンについても、達成出来ている店舗と出来ていない店舗に分かれるようです。

 

薬剤師の数が足りている店舗であれば、休みも取れるし、残業も少なく、子育てと両立しながら働いているママ薬剤師さんが多いようです。(毎年、40名近くの薬剤師さんが産休・育休を取得しています。)

 

ただし、激務の店舗に配置されたら大変ということで、自分の目で確かめて決断するようにしましょう。