『総合メディカルって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、総合メディカルの就労環境について、まとめています。
現在、総合メディカルで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、総合メディカルの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
総合メディカルの会社概要
総合メディカルは、元々は医業経営のトータルサポートを行う企業でしたが、1988年から開始した薬局事業が売上高の7割を占めるなど、業界大手に成長しました。
総合メディカルの特徴は『地域密着』
地域のかかりつけ薬局となるべく、調剤だけではなく、OTC薬、サプリメント、介護用品の販売や医薬品情報の提供にも力を入れています。
近年では、在宅医療にも積極的に取り組むようになり、在宅専門の調剤薬局も開設しています。これからの高齢化社会に対応する姿勢が強く、高齢者医療に興味がある人にとっては、やりがいを感じられる職場と言えます。
年収はどれくらい?
新卒初任給500万円前後。賞与は年2回でおおよそ約3ヶ月分。独身者6万円、既婚者8万円の家賃補助が出るので、手取額のわりは余裕ある生活が出来るようです。
昇給昇格は社内の資格試験、面接、人事評価によるため、無条件で必ず上がるということはありません。厳しいといえば厳しいのですが、努力する人にとってはやりがいのある給与制度と言えます。
子育てに対する理解は? プライベートは?
元々、女性が多い職場で産休・育休を取っている人も多かったのですが、会社組織が大きくなるに連れて男性社会になってきて、やりづらくなってきている面も出てきています。育休を取った人の代わりが補充されないため、残された人間が大変という声もあります。
会社全体としては、人員を減らして、より少ない人数でより多くの業務をこなすという方向性にいっているため、なかなか休みがとれないという状況になっています。
ただし、有給を幾らでも自由に取れるという店舗もあるため、配属先次第とも言えます。面接時に確認しておいたほうが賢明です。
スキルアップの機会は?
ファーマシーフォーラムという総合メディカル独自の研究発表の場があるため、他の薬局よりも知識を得る機会が整っていると言えます。ただし、通常業務をこなしながらの研究となるため、残業時間が増える要因ともなっています。
研修制度は整っており、全体的にみて教育がしっかりしている会社と言えます。
総合メディカルで働きたいという人が頭に入れておくべきこと
ベンチャー企業なので、忙しく、そのため離職率も高い職場となっています。そのため、人材が育たないという声もあります。
総合評価
店舗差はありますが、全体的にみて仕事が忙しい職場と考えたほうがいいです。子育てをしながらという人にとっては、あまりオススメは出来ない会社です。
仕事が忙しいだけに色々な経験を積むことが出来ますし、教育制度も整っているので、薬剤師としての自分の能力を高めたい人にとってはやりがいのある会社です。