大賀薬局の薬剤師中途採用事情

 

『大賀薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、大賀薬局の就労環境について、まとめています。

 

現在、大賀薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、大賀薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

大賀薬局の会社概要

福岡市を中心に、調剤薬局、ドラッグストアを展開する、株式会社大賀薬局。2017年現在、全店舗83店舗のうち75店舗が福岡県と、地域に密着したドミナント展開をしています。(その他、佐賀県、熊本県、大分県、鹿児島県、沖縄県に店舗あり)

 

大賀薬局では、化粧品専門店、コンビニエンスストアとの提携店舗など、様々な形態の店舗を運営していますが、近年では調剤併設型ドラッグストアの推進に力を入れています。

 

こういった背景から、大賀薬局では薬剤師の数が足りていないのが実情です。そのため、常に薬剤師を募集しており、いつでも中途採用求人が見つかる状況です。

 

このページでは、大賀薬局の中途採用求人の傾向、及び、薬剤師の年収、就労環境などについてまとめていますので、参考にしてください。

 

大賀薬局の中途採用求人の傾向

先ほども触れたように、大賀薬局は薬剤師の中途採用を常時行っています。公式サイト内の採用情報ページに設置された、中途薬剤師専門のエントリーフォームから応募することが可能です。
http://www.ohga-ph.com/recruit/

 

中途採用の場合、正社員と時給制のパートナー(パート・アルバイト)と雇用形態別に募集されています。

 

なお、エントリーする時には、店舗タイプ(調剤薬局またはドラッグストア)を選択することになりますが、入社後に希望をすれば、異なる店舗タイプへの異動も可能なので、あまり気にしなくても大丈夫です。

 

薬剤師の年収について

大賀薬局の給与水準は、全国的なドラッグストアチェーン、調剤薬局チェーンと比べると、やや低くなっています。具体的な年収例を挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 29歳 年収390万円
  • 32歳 年収500万円
  • 38歳 年収580万円
  • 37歳 管理薬剤師 年収630万円
  • 45歳 管理薬剤師 年収650万円

 

基本給に各種手当、年2回の賞与が支給される給与体系となっていますが、賞与実績は年間で2ヵ月分程度と、薬剤師としては低めです。大賀薬局では、基本給を低めに設定して、その分を薬剤師手当でカバーするという方針を採っているため、なおさらです。

 

また、大賀薬局では、基本的に残業や休日出勤が禁止されています。週40時間の変形労働時間制を導入しているため、残業が必要となった場合でも、その後の早帰りなどで対処しています。

 

そのため、残業代についても、殆ど見込めず、こういったことから、大賀薬局に勤務する薬剤師の給与は、他社よりも低くなっています。

 

もし、大賀薬局で大幅に給与条件を良くしたい場合は、福岡市外の勤務を志望するという方法があります。薬剤師が不足している勤務地であれば、7万~10万円の遠隔地手当が支給されるので、これで、年収が一気に100万円前後アップすることになります。

 

かなり大きな額となるので、勤務地にこだわりがなければ、会社側に任せてしまうのはアリです。(ただし、仕事の負担は他店舗よりも重くなるので、その点は覚悟してください。)

 

薬剤師の年収

 

人事評価制度、昇給について

大賀薬局では、半期に一度、人事評価が行われており、会社側の説明としては、この評価によって昇給額が決まるとされていますが、年功序列的な側面が強く、勤務年数のほうが大きいので、実質的には、個人評価は関係ないと考えたほうがいいです。

 

ただし、昇進については、人事評価が重要な指標となってくるので、管理職を目指すのであれば、意識しておいたほうがいいです。評価は直属の上長が行うため、日頃から良好な関係を保っておくのも、重要なことです。

 

なお、昇給額は、年2000~5000円程度が一般的ですが、会社の業績によっては、昇給ゼロということもあります。また、年齢が上がるにつれ、徐々に昇給額が減っていき、管理職に昇進しないと、頭打ちになります。

 

人事評価制度・昇給

 

大賀薬局のワークライフバランスについて

大賀薬局は、調剤薬局・ドラッグストア業界のなかでは、ワークライフバランスが比較的良好な会社と言えます。

 

先ほども触れたように、大賀薬局では、残業が禁止されており、殆ど発生しないので、定時に退社することになります。

 

また、週40時間の変形労働制のため、1日の労働時間を長くすることで、休日を増やすことも可能です。(10時間x4日勤務といったが可能ということです。ただし、あくまでも、他のスタッフとのシフト調整次第なので、必ずしも、自分の意向通りになるということではありません。)

 

また、大賀薬局は、有給休暇が取得しやすい会社でもあり、それほど仕事が忙しくない店舗であれば、毎年100%消化することも可能です。

 

その一方で、週40時間労働制の注意点として、調剤薬局だと、日曜・祝日が定休日となる店舗が多いのですが、祝日が多いと、勤務時間数が足りなくなり、強制的に有給扱いになることがあります。これは大賀薬局の勤務制度ならではと言えるので、お伝えしておきます。

 

なお、調剤薬局と比較すると、ドラッグストアは、営業時間が長くなるため、退社時間が夜遅くになったり、土曜・日曜が営業日となるので、週末に出勤するケースが多くなります。

 

そのため、夕方には帰宅したいという人、日曜には必ず休みたいという人は、調剤薬局勤務を選択するようにしてください。

 

ワークライフバランス

 

女性の働きやすさについて

薬剤師業界は、女性が多い職場であり、女性にとっては働きやすい環境が整っていますが、それは大賀薬局でも変わりません。仕事の内容に男女差はないですし、キャリアアップの機会についても、男女平等です。

 

本人の実績・能力次第では、薬局長、店長といった管理職に就くことも、十分に可能です。実際、大賀薬局では、店長の半分が女性ですし、地区長クラスでも、およそ三分の一を女性が占めるなど、数多くの女性が活躍している会社です。

 

また、育児支援体制も整備されており、産前産後休暇、育児休暇制度は、誰でも利用可能となっています。(毎年30~40名の薬剤師が、使っています。)

 

制度利用後の復帰に関しても問題なく、子供を理由とする突発的な休みに関しても、理解があるため、子育てと仕事を両立させることが、容易です。

 

女性の働きやすさ

 

大賀薬局の転職先としての価値

ここまで、大賀薬局の就労環境について、様々な角度から見てきました。給与は、大手チェーンと比較すると、低くなりますが、残業が殆どない、スケジュール調整がしやすいなど、働きやすさという点では抜群です。

 

このメリットが、年収の低さと釣り合うかどうかというのは、個人の価値観によって違うので、自分は満足出来るのかどうか、冷静に見極めたうえで、転職の決断を下すようにしてください。

 

最後に、大賀薬局の中途採用求人を取り扱っている、薬剤師専門の転職会社をリストアップしておきます。彼らは転職のプロであり、大賀薬局の社内事情を把握しているので、このあたりの判断について、アドバイスを求めるのもアリです。客観的な視点から分析してくれます。

 

また、転職会社は、様々な調剤薬局、ドラッグストアの求人を保有しているので、自分が希望する勤務エリア内において発生している、他社の求人について教えてもらうのもオススメです。

 

複数の求人を比較検討することで、見えてくるものがありますし、大賀薬局以上に魅力的な求人が出てくる可能性もあるので、ぜひ聞いてみてください。

 

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