ユニバーサルドラックの薬剤師中途採用事情

『ユニバーサルドラックって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、ユニバーサルドラックの就労環境について、まとめています。

 

現在、ユニバーサルドラックで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、ユニバーサルドラックの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

ユニバーサルドラックの会社概要

東京都内を中心に、ドラックストア・調剤薬局を20店舗展開している、ユニバーサルドラック。1986年の設立以来、「お客様一人ひとりを大切に、一品一品を大切に」をモットーに、地域に密着した店舗運営を行っている調剤薬局チェーンです。

 

現在は、日本人のなかで、健康意識が高くなっている時代ですが、ユニバーサルドラックは、そのニーズに応えるために、漢方やサプリメント、民間薬や健康食品などのセルフメディケーション分野を推進しつつ、運動や食事のバランスに関する情報発信を行うなど、顧客の健康管理を積極的にサポートしています。

 

各店舗のスタッフが、その役割を果たせるように、社員教育に力を入れており、この会社で働くことで、医薬品のことだけでなく、メディカル分野における色々な知識を身につけることが出来るので、薬剤師として成長出来る環境を求めている人には、オススメの会社です。

 

ちなみに、ユニバーサルドラックへの転職を目指す場合には、各店舗それぞれの業務内容が異なることに注意してください。たとえば、病院の門前にある店舗では、処方箋を中心とした調剤・在宅業務が中心となる一方で、駅前の店舗だと、OTCや漢方の取り扱いが中心となります。

 

そのため、働く店舗によって業務内容や扱う薬剤などが大きく変わることになるので、自分の希望と照らしあわせながら、店舗を選ぶことが重要です。

 

このページでは、こういったことも含めて、ユニバーサルドラックで発生している、薬剤師の中途採用求人の傾向、および、薬剤師の年収・給与水準、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

ユニバーサルドラックの薬剤師求人の傾向

ユニバーサルドラックでは、現在、正社員とパートの薬剤師を募集しています。薬剤師の資格があれば、経験不問で誰でも応募出来るので、調剤未経験という人、ブランクがある人でも、問題なしです。

 

年齢も問われないので、中高年層、シニア層の人も、気兼ねすることなく、応募してみてください。(経験を評価されて、好条件で採用してもらえる可能性もあります。)

 

求人情報の入手方法

ユニバーサルドラックの公式サイト内に採用情報ページが開設されており、そのページにおいて、募集要項を確認することができます。
http://www.universal-drug.co.jp/recruit/keiken.html

 

なお、上記のページには、勤務地(どの店舗に配属されるか)に関する記載はないので、この点については、直接問い合わせるようにしてください。(問い合わせ先のメールアドレスが掲載されているので、そちらから質問すればOKです。)

 

なお、ユニバーサルドラックは、中途採用に関しては、転職会社経由でも募集をかけているので、そちらからでも、求人情報を入手することが出来ます。

 

公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、薬局や病院、ドラックストアなど、様々な薬剤師向けの求人案件を扱っているので、ほかの求人のことについても知りたいという時には、まとめて教えてくれるので便利です。

 

このページの最後に、ユニバーサルドラックの求人情報を扱う代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

※補足
パートについては、転職会社経由での募集がメインとなっており、公式サイト内には、求人情報が掲載されていないケースが少なくありません。ただし、そういった時でも、求人自体が存在しないということではないので、注意してください。

 

パートとして、ユニバーサルドラックで働くことを考えているのであれば、求人の有無について、転職会社に問い合わせることをオススメします。

 

薬剤師の給与体制について

ユニバーサルドラックの給与体系ですが、薬剤師の場合、基本給に諸手当、年2回の賞与が支給されるという形になります。

 

手当は、薬剤師手当8万円、残業手当、通勤手当(全額支給)といった内容となります。なお、残業手当に関しては、パートのみが対象となり、15分単位での支給となります。

 

福利厚生に関しては、社会保険完備で、薬剤師賠償保険も用意されています。また、レジャー施設、保養所、社割制度が利用出来るようになっています。

 

薬剤師のモデル年収例としては、新卒(未経験者)で給与22.8万に、薬剤師手当8万円が加わり、月収約30万前後となります。

 

経験者に関しては、前職の給与額や実績、経験など考慮されるので、具体的な金額は変わってきますが、経験年数3~5年ぐらいの30代の薬剤師で、年収500~600万円程度というのが、一つの目安と捉えておいてください。

 

一方、パートに関しては、時給2000円~2200円が、スタート額になります。パートの場合、実務経験の有無で、それほど大きく給与が変わることはないようです。

 

中途採用で入社する時の注意点

繰り返しになりますが、中途採用の場合、これまでの経歴や実績、年齢によって給与額が変わってきますが、ここは会社側との交渉次第となります。

 

そのため、ユニバーサルドラックから提示された金額に納得がいかない場合には、自分が希望する条件を伝えて、話し合うようにしてください。

 

一度、働き始めると、基本的に、大幅な条件変更は認められないので、後悔しないためにも、入社する時に、きちんと交渉することをオススメします。

 

もし、こういった条件交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に、代行してもらってください。彼らは転職のプロなので、交渉には慣れており、うまく話をしてくれます。

 

慣れないことを、無理に自分で行うより、プロである彼らに任せたほうが、スムーズに進みますし、場合によっては、思いがけない好条件で転職が決まるケースもあります。相談すれば、快く対応してくれるので、遠慮せずに、一度コンタクトしてみてください。

 

薬剤師の就労環境について

ユニバーサルドラックは、店舗ごとに営業時間が異なるので、それに伴って、薬剤師の勤務体制も変わってきます。

 

日曜・祝日休みの変則的な週休2日制という店舗が最も多いのですが、日曜・祝日も関係なく営業している店舗もあり、そういった店舗だと、完全なシフト制となりますし、土日が完全に休みとなる店舗もあります。

 

また、冒頭でも触れましたが、業務内容についても、店舗ごとに取り扱う処方箋の内容が異なるうえ、調剤・訪問がメインとなる薬局もあれば、調剤がなくOTC販売がメインとなる店舗もあるなど、様々なので、仕事の内容に、こだわりがある人は、事前に確認しておくようにしてください。

 

固定休以外の休暇制度に関しては、有休に加えて、年末年始休暇・夏季休暇が用意されており、年間休日は120日以上と充実した内容になっています。有休の消化率が高い会社でもあるので、仕事とプライベートのバランスが取りやすい職場環境と言えます。

 

また、ユニバーサルドラックの職場環境の特徴としては、20代~70代まで、とても幅広い年齢層の薬剤師が働いています。勤続年数が長い経験豊富な薬剤師が、多数在籍していることから、経験やスキルに不安がある人でも、適切なフォローを受けられるので、安心して働けます。

 

成長環境・教育制度について

ユニバーサルドラックでは、毎月1回、全店舗の薬剤師を対象として、研修会が開かれています。研修の内容は新商品や漢方薬に関する知識を学ぶものであったり、販売理論など、接客スキルを磨くものであったりと、様々です。

 

マーケティング研修やマネジメント研修なども用意されており、自分が必要とするものを選んで参加することが出来ます。

 

また、それぞれの研修は、初級・中級・上級など、レベル分けがされていて、自分の知識・スキルに合わせて、受講出来るようになっており、今の自分に必要なことを、無理なく学べます。

 

研修は、本社に集合して行われるので、普段は合わない、他店のスタッフと交流する機会ともなっており、何かと刺激を受ける場のようです。(1ヶ月に1回という開催ペースも、多すぎず少なすぎずで、ちょうどいいようです。)

 

さらに、ユニバーサルドラックは、認定薬剤師の資格取得を、積極的にサポートしているので、資格を取りたいと考えている人にとっても、オススメの職場です。

 

女性の働きやすさについて

ユニバーサルドラックは、男女平等の会社であり、仕事の割り当てや責任分担において、男女で差がつくことがないですし、昇進の機会も開かれているので、女性であっても、スキルアップを目指すことは、十分可能です。

 

また、育児支援体制が、しっかり整備されており、自分の希望に合わせて、育休・産休を取得することが出来ます。

 

時短勤務制度は用意されていませんが、復帰後、子育てを優先して、仕事の量を減らしたいということであれば、正職員からパートへ、一時的に切り替えることが、出来るようになっています。

 

ユニバーサルドラックの転職としての価値

ここまで、ユニバーサルドラックの就労環境について、様々な角度から、お伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。

 

退職金がないことなど、福利厚生面においては、十分とは言えない部分もありますが、社員教育には熱心な会社ですし、勤続年数が長いベテラン薬剤師から、フォローを受けながら働けるので、自分を成長させられる環境を求めている人にとっては、魅力度が高い会社と言えるでしょう。

 

一方、純粋に条件面だけ見ると、ユニバーサルドラックは悪いわけではないのですが、首都圏ということで考えると、より好条件の求人が多数存在するというのも事実なので、他社の求人と比較したうえで、ユニバーサルドラックを選ぶかどうか、判断することをオススメします。

 

下記に、ユニバーサル薬局の薬剤師求人を扱う転職会社をリストアップしておきますが、彼らは、薬剤師を募集する様々な求人案件を保有しているので、ぜひ、他社の求人情報についても、話を聞いてみてください。

 

<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>