- 収入
- 時間
- 環境
この3つの要素が、ママ薬剤師が自分にとって最適な働き方を判断する時の目安となるものですが、これらのことについて考える時に、予備情報として幾つか知っておいたほうがいいことがあるので、それらをまとめておきます。
ぜひ、ここからお伝えすることも頭に入れながら、収入、時間、環境のことについて、まとめるようにしてください。
1日5~6時間働けるのであれば、時短勤務という選択肢がある
企業によっては、育児中のママ薬剤師を対象に、時短勤務制度を設定しているところもあります。時短勤務というのは、正社員という雇用形態は、そのままで、働く時間を減らせる制度です。
具体的な勤務時間は、企業によって違いますが、薬剤師の勤務先である薬局やドラッグストアだと、1日5~6時間程度で設定している会社が多いようです。
正社員であれば固定休なので、契約社員やパートよりも、収入が安定しますし、各種手当、福利厚生も充実したものとなるので、お得です。
企業側としても、経験豊富な薬剤師には、長く勤めてもらいたいというのが本心であり、結婚や出産のタイミングで辞める人を減らしたいと考えているので、今は時短勤務の利用を、積極的に推奨するようになっています。
利用できる期間も、だんだん伸びる傾向にあり、子どもが小学4年生になるまで可能とする会社も出てきています。
1日5~6時間ぐらいだったら、無理なく働けるという人の場合、パートや派遣で働くよりも、メリットがあるので、ぜひ検討してください。
託児所を併設している職場が多い
薬局や病院、ドラッグストアだと、託児所を併設しているところが多く、働いている人は格安で利用できます。(福利厚生の一環として、無料としている会社もあります。)
勤務時間にあわせて、運営しているので、夕方、夜間、早朝など、普通の保育園では対応していない時間帯でも預けられるので、託児所がある職場を選ぶことで、働き方の自由度が高くなるという利点があります。
また、病院を中心に、病児保育、病後保育に対応している託児所もあるので、いざという時も安心です。
託児所付きの職場で働けば、仕事と育児の両立という問題は、難なくクリアできるので、ママ薬剤師というのは、ほかの仕事に就いているお母さんよりも有利な立場にあると言えます。
病児休暇など、育児中のママ向けの特別休暇を用意している職場もある
小さな子どもがいるママ薬剤師にとって、働き方を考えるうえで、最も気になることの一つが、子どもが病気になった時のことだと思います。
いざという時に、仕事よりも子どものことを優先できるかどうかというのは、非常に重要なことですが、薬局やドラッグストアだと、ママ薬剤師が安心して働けるように、病児休暇を設定して、子どもの体調が悪くなった時には、自由に休みが取れるようにしているところが増えています。
親など、身近に頼れる人がいるのであれば、このあたりは気にしなくてもいいかもしれませんが、自分一人で対応しなければいけない状況であれば、こういった職場を選ぶようにしましょう。 育児支援制度が充実している会社は、職場の雰囲気も良い
育児支援に力を入れている会社には、当然、子どもがいる人が集まってくるので、子育てに対する理解が自然に育まれていますし、お互いに助け合う文化もできています。
こういった職場であれば、働きやすいですし、それだけでなく、育児の先輩から、子育てに対するアドバイスをしてもらったり、何かと相談に乗ってもらえたりといったこともできるので、育児のストレス・悩みを減らせるという利点もあります。
薬剤師は女性が多いので、ほかの職種と比べると、子育てがやりやすい職業ではありますが、そのなかでも、理解度が高い会社、低い会社に分かれるので、子育てを応援する雰囲気がある会社を見極めることが重要です。
ママ薬剤師が正社員として働き続けるハードルは、実は低い
結論から言えば、子どもがいるママ薬剤師でも、正社員として働き続けることは、十分に可能です。それを応援する環境が揃っています。
ほかの職業と違って、『本当は正社員で働きたいけど、子どものことを考えると無理』という理由で、やむなく、パートや派遣に切り換えるということはしなくても済みます。
もちろん、育児をメインにしたいので、敢えて、パートで短時間勤務にするという選択肢もアリですが、これはあなた自身が望んでのことなので、いわば、積極的な選択です。
仕方がなく・・・という消極的な判断をしなければいけないというのは、ママ薬剤師にはないので、ここを理解したうえで、自分が望む働き方を考えるようにしてください。
まとめ:ママ薬剤師が最適な働き方を決めるための具体的な手順
ママ薬剤師が働き方を決める時の手順をおさらいすると、下記のような順番で考えを整理していきます。
- 無理なく働ける日数、時間を計算する
- 必要な収入を計算する
- 優先順位をハッキリさせる
特に、重視するのは、時間とお金ですが、そこに自分自身のキャリアや、子どもとの向き合い方といったことがからんできます。
これらを整理したうえで、そのなかでも、最も重視することは何なのか、優先順位を付けていくことで、自分にとって最良の働き方が見えてくるでしょう。
