働き方を決めるうえで、最も重要なのは、自分がどれだけの収入を望むのかということに尽きます。そのため、望む収入額を明確にしてください。
もし、それほど大きな収入が必要というわけでなければ、その時点で、パートということでいいかと思います。(育児中のママ薬剤師にとっては、自分の時間が増えて困ることはないでしょう。)
逆に、希望収入額が、フルタイムで働かなければ手に入らない金額であれば、正社員というのが、第一候補になってきますし、1日8時間勤務は無理ということであれば、高時給のパートを探すなど、仕事探しを工夫する必要が出てきます。
いずれにしても、希望収入を明確にするだけで、色々なことが見えてきますので、まずは、ここをキチンと決めてください。 Check!
子どもの学費など、将来を見据えて判断したい時には、ファイナンシャルプランナーに相談するのもアリです。どれだけの収入を稼いで、どんなふうに家計を設計していけばいいのか、客観的な視点でアドバイスしてくれるので、参考になるはずです。
働ける時間はどれくらいあるか(1日のタイムスケジュールを作ってみるといい)
小さな子どもがいるママ薬剤師にとって、どれぐらいの時間、働くのかというのも、重要なことです。通常であれば、ここで真っ先に、考えなければいけないのは、『子供をどこに預けるのか?』ということですが、薬剤師の場合、あまり心配する必要はありません。
託児所を設置している会社が多いためです。タイミングによっては、託児所付きの求人が埋まっていて、希望勤務エリアで仕事がないという可能性もありますが、少し時間をかけて探せば、必ず利用できる会社を見つけられるはずです。
そのため、それほど、深刻に考えることはありませんが、実家の両親に見てもらえる、家の近くの保育園を利用できるなど、代替の選択肢があれば、余裕を持てるので、いざという時のために、考えておくのはアリです。
話を元に戻すと、ママ薬剤師の場合、子どもを預けるという問題は、まず大丈夫なので、ここで重要なことは、自分がどれだけ仕事に時間を割きたいのかということになります。
正社員で、毎日フルタイムで働きながら、家のこともするとなると、かなり大変です。子どもが小さなうちだと、色々と手がかかって、その分、精神的にも肉体的にも疲れますから、普通に仕事と家庭を両立させるよりも、さらにハードルは高くなります。
こういったことを考慮して、わざ仕事を抑えめにしておくというのは、良い選択肢です。
また、時間の使い方について
- もっと自分のことに時間を使いたい
- 毎日、余裕を持って暮らしたい
- 子どものことに時間を費やしたい
といった要望があれば、正社員になって仕事に追われるよりも、パートで無理なく働いたほうがいいという判断になるかもしれません。
子育てをサポートしてくれる人がいるかどうか
もう一つ、ママ薬剤師が仕事に復帰する時に、考えておくべき大切なことがあります。それは、「子育てに協力してくれる人」が身近にどれぐらいいるか、ハッキリさせておくということです。
これは、同時に、あらかじめ、身近な人に協力してもらえるように、話をしておくということでもあります。言うまでもないかもしれませんが、最も身近な人というのは、ママ薬剤師の場合、ご主人=夫です。
夫がどれだけ協力的などうかで、女性の働き方は大きく変わってきます。これは、当たり前の話ですが、ここがうまくできていない家庭は多いです。
そのため、女性が一人で抱え込むことになります。社会で働く女性の多くは、責任感が強く、自分一人で何とかしようと頑張りがちです。
その姿勢自体は素晴らしいものですが、それが女性を孤独にしてしまいがち。子育ては、自分だけの問題ではないと、第一に心得ておきましょう。
多くの人の助けがあってこそ、子供が育つという意識を持ちながら、協力してもらえる人たちと話し合うことが大切です。
もちろん、一番大切なのは、夫の協力です。今後の夫婦関係にも大きな影響を及ぼすので、ないがしろにせず、お互いが納得するまで、十分に話し合ってください。 口を出せない男性も多い
夫が何もやってくれないと、不満を持っている人の旦那さんに話を聞くと、『自分も家事や子育てに取り組みたいと思っているけど、妻が何も言わないので、どうしていいのか分からない』という答えが返ってくることが、あります。
奥さんからすれば、『何を言っているの?』という感じかもしれませんが、男性はこんなもの。『手伝って』と一言いえば、スンナリ言うことを聞いてくれたりするので、何もしないという不満がある人は、一度、話を振ってみてください。
家事・子育ては夫婦一人で取り組むものなので、本当は『手伝う』という言い方もおかしいのですが、そこは言葉のアヤとして・・・
家電や共働き世帯向けのサービスを活用する
家事、育児については、ほかにも負担を軽減する方法があります。電化製品をうまく使いこなす、家事代行サービスを利用するといったことです。
今は、何かと便利なものがあり、うまく活用すれば、家事の負担を大きく減らすことができますし、そうなれば、もっと多くのエネルギーを、育児や仕事に注ぐことができます。
少し前までは、ぜいたくと言える家電製品、サービスも、今では、どの家庭でも利用できる一般的な、お値段となってきているので、活用しない手はありません。
特に、給料が高い薬剤師の場合、こういったことにお金をかけてでも、働く時間を生み出したほうが、その分、収入が増え、家計的にはプラスとなります。
