ITエンジニアというのは、極めて専門性の高い職業なので、なりたいからといってすぐになれるものではありません。長期的な目線に立った努力が必要となります。また、毎日をどのように過ごすのかという時間の使い方も重要になってきます。
このページでは、ITエンジニアになりたい人が、日常生活に取り入れるべき習慣をまとめています。
1:まずはジェネラリストになることを目指す
これだったら誰にでも負けないという得意分野を持つことが、ITエンジニアとして生き残っていく道ですが、だからといって、それ以外のことは何も分からないというのでは、通用しません。理想的なのは、幅広い知識を持ちながら、自分が得意とする分野を深掘りしていくことです。
そのため、最初のうちは、知識を身につける時に、完璧にできるように1から100までを全て習得するというのではなく、どんな技術があるのか、最新の動向に目を光らせながら、様々な知識を広く浅く学ぶようにしてください。
後は、仕事のなかで、必要に応じて細部を学ぶというふうにしてください。このほうが効率的です。最初から完璧を目指すことはありません。細部まで勉強しても、すぐに役に立たない場合、いざ必要となった時には、さびれた古い知識になってしまっているといったケースもあり得ます。
これだと、努力した時間が無駄になってしまいます。時間を効率的に使うためにも、必要以上に専門家になることはありません。まずは、どんな話題にでも対応できるように、ジェネラリストになることを目指してください。
2:一つの知識に固執しない
ITというのは変化の速い世界であり、1つの知識に固執してしまうと、時代の流れにそぐわず、取り残されてしまう危険があります。どんな仕事にも対応出来るように幅広く知識を習得する柔軟性を忘れないようにしてください。
特に何かを得意としている人、えり好みが激しい人の場合、好き嫌いや苦手意識の感情で仕事を選びがちですが、こんなふうに仕事を選んでいるうちは成長が望めません。自分の幅が広がらないからです。
こう考えると、得意であることがマイナスに働くこともあります。たとえば、先入観で仕事をするため、もっと良い方法が見えにくくなってしまうといったことです。
自分が置かれた状況に合わせて、最も適切な選択肢を見極め選ぶことが出来るというのは、優秀なITエンジニアになるための重要な資質です。
3:語学に接する環境を作る
語学が苦手な人が多いのが、エンジニアという職業ですが、それでは通用しない時代になってきています。今後、海外のクライアントと一緒に仕事をすることが増えていくのは間違いないですし、直接的に仕事で語学が必要とされる機会に遭遇しないとしても、ITエンジニアとしてのスキルを高めるためには、日本語で書かれた情報だけではなく、海外の情報もいち早く取り入れ知識を身につける必要があります。
ITというのはアメリカが本場であり、日本の数年先を走っています。逆に言えば、アメリカの最新情報を入手することが出来れば、日本国内のエンジニアの数年先を行くことになるため、有利な立場に自分を置くことが出来ます。
語学を身につけるといっても、英会話スクールに通って勉強するといったことをする必要はありません。グーグル翻訳を使ったりしながら、おおよその概要を把握出来るぐらいになれば十分ですし、そのためには、日頃から自分が知りたい知識に関する海外の資料やサイトを読む癖をつけることです。
翻訳機能を使いながら、必要に応じて辞書で意味を確認しながら読み進めていく。これだけでも、実務的な語学力は十分に身につきます。英語に接する時間を増やすことが何よりも重要です。
そのためには、わざわざ英語を勉強する時間を作るというのではなく、今の自分の仕事や生活のなかに、英語を取り込むほうが簡単です。
漠然と日常会話や外国語を学ぶのではなく、専門の興味ある分野を勉強するのですから、おのずとモチベーションもアップします。単語がわかってくると、仕事もきっと楽しくなるはずです。
4:自分が身につけたい知識と自然に向き合える環境を作る
英語と同じように、専門知識についても、日常生活や仕事のなかで、自然に学べる環境を構築するのがベストです。たとえば、サーバ管理を勉強したいということであれば、UNIX系OSを取り入れた生活をしてみるといったことです。
会社でメインに使っているデスクトップをLinuxにしてみるといったことですね。自分の暮らしを快適にしようとするプライベートな取り組みが、仕事にもいい影響を与えることがあります。
他にも、Gentoo Linuxというディストリビューションを使うなど、出来ることは色々あります。小規模でも、実際に運用すると、よりリアルに理解できるようになります。日常的に接する知識というのは、自然に身についていくものなので、うまく組み合わせることがポイントとなります。
