グラムの薬剤師中途採用事情

 

『グラムって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、グラムの就労環境について、まとめています。

 

現在、グラムで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、グラムの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

グラムの会社概要

中堅薬局チェーン、中川薬局を運営する株式会社グラム。昭和60年に、杉並区において、1号店を出店、以降、東京首都圏を中心に店舗展開を進め、今現在は12都道府県に67店舗を構えるまでに成長しています。

 

調剤薬局だけでなく、調剤併設型ドラッグストアを出店したり、クリニックの開業支援事業や、医療機器の販売事業を展開するなど、医療分野において、着実に売上を伸ばしています。

 

調剤分野では、在宅医療支援への取り組みに乗り出すなど、高齢化社会に対応するための事業シフトを進めています。

 

グラムにおける薬剤師の中途採用事情

グラムでは、通年で薬剤師の中途採用を行っています。全国の全店舗が対象となり、勤務先店舗については、自分で指定することが可能です。たとえば、転勤を避けたいという人は、特定店舗のみで勤務することを条件に入社することが出来ます。

 

ただし、グラムでは、自宅通勤圏内での異動を受け入れる人、もしくは全店舗を対象に、どこでも異動することを受け入れる人の給与を優遇する措置を取っているので、転勤を厭わないという人は、異動可能という形で、入社することをオススメします。

 

ちなみに、グラムでは、社内全体で薬剤師が不足気味なので、異動可とすると、転勤が頻繁に発生することが予想されます。(過去3年間で、6回異動になったという経験を持つ薬剤師もいます。)

 

この背景には、社員の離職率が高いという事情があります。グラムにおける薬剤師の給与水準はそれほど高くはないうえに、オーナー社長のワンマン体制となっているので、組織形態が整っていないなど、就労環境も決して、良いものではないため、社員の定着率は低くなっています。

 

そのため、仕事を任されるだけのスキルを持つ薬剤師は、ヘルプ的に様々な店舗に回されるというのが現状です。

 

グラムは、組織形態の改善を進めているので、状況は少しずつ良くなっていますが、それでも厳しい部分が残っているので、転職の有無について判断する時には、こういった事情を考慮してください。

 


グラムの給与水準や社内環境については、流動的なので、転職を検討する時には、最新の状況を把握しておくことをオススメします。

社内事情については、薬剤師の転職支援に力を入れている転職会社に問い合わせれば、すぐに確認出来ます。このページの最後に代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

グラムにおける薬剤師の給与体系・評価制度

先ほども触れましたが、グラムで働く薬剤師の年収水準は低めです。たとえば、新卒入社、30歳の薬剤師で、年収が420万円程度です。グラムでは、基本給が低い設定となっており、月給のなかに占める基本給の割合は6~7割です。

 

残りの3~4割が諸手当・残業代となります。月給とは別に、年2回の賞与があり、基本給2ヶ月分ずつ支給されるのが、平均的なパターンですが、基本給が低いため、賞与の総額も、それほど高額にはなりません。

 

一方、残業代については、全額支給となります。グラムは定常的に残業が発生する会社であり、特に忙しい店舗だと、毎月の残業代が15万円に達するようなケースもあります。年換算で180万となるので、こうなると、年収が500万円を超えるような額になります。

 

ただし、これはプライベートの時間を犠牲にした結果と言えるので、決して喜ばしいこととは言えません。

 

人事評価についても、明確な基準があるわけではなく、経営者の判断次第という要素が強い会社です。そのため、仕事が出来て目立つ人に対しては、責任あるポジションを与えるし、給料も増額しますが、逆にいえば、社長にうまくPR出来ないと、認めてもらえません。

 

飲み会や懇親会への参加率が査定に響いてくるなど、業務以外の部分が関わってくることもあり、不公平感が生まれやすい環境にあるというのが、正直なところです。

 

薬剤師の給与体系・評価制度

 

ワークライフバランスについて

グラムでは、薬剤師が不足しており、ギリギリの人員で業務を回しているので、残業は避けられません。(店舗によって、差はありますが、全社的に忙しいと考えてください。)

 

また、有給を取ることも難しく、特に連続して取得することは、ほぼ不可能なので、連休と合わせて、長期休暇を取るといったことも、まず無理と考えてください。

 

週休2日は維持されており、休日出勤が強制されることはありませんが、数ヶ月に1回、日曜日を利用した社内研修が開催されており、参加しないと、賞与の査定に響くなど、実質的に勤務時間外で拘束を受けるような環境になっています。

 

ワークライフバランス

 

グラムの成長環境について

グラムでは、内部研修・外部研修を合わせて、様々な研修制度が用意されていますが、社員からの評判は、それほど良くはありません。(実務には、あまり役立たないという声が多いです。)

 

ただし、薬剤師の場合、認定薬剤師研修への参加費用に対する助成制度を利用することが出来るので、スキルアップを目指す人にとっては、なかなか有意義な制度となります。

 

また、薬剤師に対する内部研修の一つとして、接客マナーや対顧客のコミュニケーションスキルを学ぶロールプレイング研修が用意されており、接客経験がない人だと、貴重な機会になったと感じることが多いようです。

 

成長環境

 

女性の働きやすさについて

女性の社員比率が高い会社なので、待遇面などで男女差はありません。薬剤師は人員不足に陥っているという事情もあり、優秀な人であれば、男性であれ、女性であれ、管理薬剤師や薬局長等、管理職に就くことが出来ます。

 

離職率が高いことは、ベテラン社員が少ないことを意味しているので、他社よりも、管理職にはなりやすい状態です。

 

また、産休・育休は制度が整えられており、取得率も高くなっています。特に、薬剤師は優遇されており、期間なども長めに設定してもらえることが多いようです。

 

女性の働きやすさ

 

株式会社グラムの長所

ここまで、どちらかと言えば、短所とみられるようなことばかりに触れてきたので、最後に、グラムの長所についても、注目しておきます。

 

グラムは、それほど大きな会社ではなく、管理職・役員も含めて、人当たりが良い人ばかりなので、アットホームな雰囲気のなかで働くことが出来ます。また、経営者との距離が近いなので、何かあれば、社長と直接、意見交換を交わしながら、仕事に取り組みことも可能です。

 

人材不足の裏返しで、上級ポジションにも空きがあるので、自分の努力次第で、キャリアアップしていくことも可能です。

 

グラムでは、一般薬剤師からエリアマネージャー、本部長と、上級管理職・役員クラスまで、ステップアップすることが出来ますし、途中で営業職など、違う職種にジョブチェンジすることも認められているので、自分の思うように、キャリアを積み上げていけます。

 

ここまで触れてきたように、何かと問題がある会社ですし、給与も安いので、定年まで働き続けるということは無いかもしれませんが、他社では滅多にチャンスをもらえないような仕事にも取り組めるので、経験を積んで、他社に転職するという選択肢もあります。

 

見方によっては、グラムで働くことは、自分のキャリアにとって、重要な機会になる可能性も秘めているので、よくよく考えてみてください。

 

下記に、薬剤師専門の転職会社をリストアップしておきます。彼らは、様々な企業の社内事情を押させているので、グラムの最近の状況について教えてもらったり、自分にとって、最適な会社なのか、客観的な視点で分析してもらえます。

 

また、グラム以外で、転職先候補となるような会社を紹介してもらうことも出来るので、ぜひ一度、相談してみてください。

 

<薬剤師専門の転職会社>

<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>

 


転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。