雁の巣病院の薬剤師中途採用事情

 

福岡県福岡市にある精神科病院、雁の巣病院。昭和36年に開設されてから、社会のニーズに対応した医療を提供してきており、特に、アルコール依存症の治療においては、福岡県の飲酒運転撲滅対策医療センターとして、唯一指定されるなど、中心的な役割を果たしています。

 

また、精神科救急医療の基幹的役割も担っており、24時間365日の医療を提供しつつ、患者の早期退院と社会復帰を支援しながら、訪問看護で在宅でのケアを行うなど、長期的な視点に立ったサポートにも力を入れています。

 

院内薬剤師が常駐している病院なので、不定期で薬剤師を募集する求人が出てきますが、4名前後のスタッフで業務を遂行しているので、募集枠自体が少なく、雁ノ巣病院へ転職出来るチャンスというのは限られています。

 

とは言っても、かなり独特の特徴を持つ病院なので、関心があるという人は多いと思います。そこで、このページでは、雁の巣病院における、中途採用求人の傾向、および、薬剤師の年収・給与水準・就労環境について、まとめていますので、参考にしてください。

 

雁の巣病院における、薬剤師募集求人の傾向について

繰り返しになりますが、雁の巣病院では、不定期で、薬剤師を募集しています。正社員としての採用となり、薬剤師免許があれば、未経験・ブランクがある人でも、応募可能です。

 

鷹の巣病院の公式サイト内にある、採用情報ページにおいて、募集要項が掲載されていますが、簡易的なものとなるので、より詳しいことが知りたい時には、直接、病院側に問い合わせるようにしてください。
http://www.gannosu.org/recruit.html

 

(採用情報ページに、問い合わせ先の電話番号、メールアドレスが記載されています。)

 

なお、応募方法については、特に説明はないのですが、恐らく、上記の問い合わせ先に、応募したい旨を連絡すれば、まず大丈夫だと思います。

 

ちなみに、雁ノ巣病院は、転職会社経由でも、薬剤師を募集しているので、そちらから応募することも可能ですし、より詳しい募集要項について、教えてもらうことも出来ます。

 

このページの最後に、鷹の巣病院の中途採用求人を扱う代表的な転職会社をリストアップしておきますので、興味があれば、確認してみてください。

 

※補足
転職会社では、薬剤師を募集する様々な求人案件を保有しているので、雁の巣病院だけではなく、他の薬局やドラックストア、病院の求人を知りたい時には、まとめて教えてもらうことが出来ます。

 

病院は、薬剤師の募集枠が少ないこともあり、鷹の巣病院だけにこだわっていると、いつ転職出来るか分からないという側面もあります。

 

もしかしたら、鷹の巣病院以外にも、自分の希望に合う仕事が見つかるかもしれないので、ぜひ、ほかの求人のことについても、話をしてみてください。

 

薬剤師の給与体制について

雁の巣病院の給与形態についてですが、薬剤師の場合、基本給に各種手当が付くといった形になります。

 

手当の内訳としては、特別手当(2000円)、家族手当、住宅手当、通勤手当(最高5万円、マイカー通勤の場合、上限1万8千円)などがあります。

 

福利厚生面に関しては、各種保険が完備されているほか、退職金制度(勤続2年以上の薬剤師が対象)が用意されています。

 

これらを含めた、雁の巣病院における、モデル給与額は、21.6万円~30.8万円となります。ここに、基本給4ヶ月分程度の賞与が付くので、年収で換算すると、340~500万円となり、福岡県内における病院勤務の薬剤師の平均的な給与額と言えます。

 

中途採用で入社する時の注意点

中途採用の場合、前職の給与や経験、実績を考慮する形で、給与額が算出されますが、ここは交渉次第という要素もあるので、雁ノ巣病院から提示された金額に納得がいかない時には、自分の希望額を伝えて、納得がいくまで、話し合うことをオススメします。

 

雁ノ巣病院では、大幅な昇給は期待出来ないため、転職する時の給与額というのは、非常に重要です。中途半端に妥協すると、後々、後悔することになりかねないので、きちんと交渉するようにしてください。

 

もし、こういった交渉ごとが苦手であれば、先ほども触れた転職会社に代行してもらうことをオススメします。

 

彼らは転職のプロなので、こういった交渉ごとには慣れており、うまく話を進めてくれますし、交渉の結果、希望額以上の条件が提示してもらえたといったケースもあるので、ぜひ一度、相談してみてください。(快く応じてくれるので、遠慮する必要はなしです。)

 

薬剤師の就労環境

雁の巣病院の勤務体制ですが、薬剤師は、日曜・祝日が固定休となる、変則的な週休二日制となり、夏季休暇・年末年始休暇を含めて、年間休日は124日となります。

 

勤務時間は8時30分~17時、8時~16時30分、9時30分~18時のシフト制になっていますが、残業はなく、定時に帰宅出来ます。

 

ただし、300床以上の入院患者の調剤を4名前後の薬剤師で回しているため、残業はなくても、仕事量自体は多く、勤務時間内は忙しいと考えていたほうが、いいでしょう。(ノンビリ働くのは難しいと思います。)

 

そこさえ納得出来れば、平日であっても、終業後に自分の時間を取れますし、年間休日も多めなので、ワークライフバランスを重視する人にとっても、オススメの職場と言えます。

 

成長環境について

雁の巣病院は、精神科がメインの病院になるので、薬剤師としても、必然的に、精神疾病関連の薬を処方することになりますが、依存症患者を対象に、専門性の高い治療を提供している病院なので、それに特化した高度な薬剤を処方するケースが多いです。

 

ほかの病院では経験出来ないような仕事に従事することが出来るので、精神科に興味がある人にとっては、このうえない環境と言えます。

 

また、鷹の巣病院では、医師をはじめとする、様々な医療スタッフと連携を図りながら、治療に当たることになるので、チームワークやコミュニケーションスキルが自然と磨かれますし、薬剤師の範囲外の業務についても、側で観ることが出来るので、これも良い経験になります。

 

常に、3~4名の薬剤師で現場を回しているため、転職直後から、一人の戦力として、第一線で働くことになり、最初は大変かもしれませんが、それだけに、実力は確実についてくる環境と言えます。

 

いきなり即戦力として、仕事を任されることに対して、不安を感じるかもしれませんが、先輩薬剤師からアドバイスやフォローを受けることが出来るので、それほど心配する必要はなしです。

 

こんなふうに見ていくと、雁ノ巣病院は、日常業務をこなすこと自体が、薬剤師としてのスキルアップにつながる、貴重な職場と言えますが、その反面、研修制度などは、特に用事されていないので、座学で勉強する機会というのは、全くありません。

 

どうしても、こういった場が欲しいということであれば、個人負担で外部の研修会や学会に参加することになります。

 

女性の働きやすさについて

一般的に薬剤師は、仕事の内容に男女差がない職業ですが、鷹の巣病院の場合、そもそも在籍している薬剤師が少ないので、男女でどうこうということはありません。また、病院全体で見ても、スタッフ間の人間関係は良好なので、変なストレスを感じることはないでしょう。

 

育児支援体制については、育休・産休は用意されていますが、時短勤務制度は用意されていないので、復帰後はフルタイムで働くことになります。また、鷹の巣病院には、院内託児所が設置されていないので、外部の保育所を利用することになります。

 

その点は、少し大変かもしれませんが、残業がない職場ですし、休みもしっかりと確保されているので、小さな子供を持つ女性にとっても、働きやすい環境と言えるでしょう。

 

雁ノ巣病院の転職としての価値

薬剤師が働く職場として捉えた場合における、雁の巣病院の最大の魅力は、精神科分野において、トップクラスの医療を提供しており、ほかの病院では味わえないような経験が出来るということに尽きます。

 

この分野に興味があって、スキルを身につけたいという人にとっては、これ以上ない、魅力的な環境と言えるでしょう。

 

ただし、待遇面に関しては、可も無く不可も無くといった感じですし、就労環境についても、良いと言えるけど、ほかの職場を大きく上回る何かがあるということでもないので、このあたりは、決め手にはならないかなというところです。

 

また、これは、そもそもの話にはなってしまうのですが、雁の巣病院は、数名で業務を回しているので、求人自体がなかなか出てこないということもあります。

 

そのため、繰り返しにはなりますが、ほかの求人もチェックして、幅広く転職先を探すことをオススメします。

 

下記に、薬剤師の転職支援を専門とする転職会社をリストアップしていますが、彼らは雁ノ巣病院も含めて、様々な医療機関、調剤薬局、ドラッグストアからの薬剤師募集案件を扱っているので、ぜひ、色々と話を聞いてみてください。

 

なお、希望条件を伝えて、その条件に見合う求人がどれだけあるか、確認してもらうことも出来るので、興味があれば、一度チェックしてもらうのもアリです。

 

<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>