コストコの薬剤師求人情報

『コストコって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、コストコの就労環境について、まとめています。

 

現在、コストコで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、コストコの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

コストコの会社概要

『大容量の商品が低価格で買える』、『ここにしかないユニークな商品がいっぱいあって、楽しい』と、日本でも、着実にファンを増やしている会員制スーパー、コストコ。各店舗(倉庫)には、調剤薬局が併設されており、常に薬剤師を募集しています。(一部、OTC販売のみの倉庫もあります。)

 

ただし、コストコは良い意味でも、悪い意味でも、薬剤師の職場としては、かなり特殊な環境と言えるので、転職先としてコストコを選ぶのかどうかというのは、慎重に判断したほうがいいです。

 

このページでは、コストコの給与体系、薬剤師を取り巻く就労環境について、まとめていますので、転職を検討する際に、参考にしてください。

 

コストコにおける薬剤師中途採用求人の傾向

コストコは、中途採用に関しては、一般薬剤師・管理薬剤師の2職種において、募集をかけています。どちらも雇用形態は、正社員となります。ただし、これは後ほど、詳しく触れますが、一般薬剤師の場合、給与は時給制となります。(保険・年金は完備されています。)

 

応募資格については、薬剤師の免許があれば、実務経験は不問とされています。管理薬剤師の場合、これまでの勤務実績について、チェックを受けますが、一般薬剤師については、それほど厳しくありません。

 

コストコは、全社的に、薬剤師が足りていない状況なので、採用されやすいです。勤務時間は9:30~21:30のシフト制となります。土日も営業日となるので、基本的に出勤日にあたると考えてください。(このあたりは、ドラッグストアと一緒です。)

 

求人情報の入手方法について

コストコでは、自社公式サイト内において、採用情報ページを開設しており、薬剤師の募集要項、及び、募集がかかっている店舗の詳細について、確認出来るようになっています。
http://www.costco.co.jp/p/employment/pharmacist_hiring?lang=ja

 

また、採用情報ページには、オンライン応募フォームが用意されており、そちらから必要事項を記入したうえで、送信することで、応募することが出来ます。

 

ちなみに、コストコは、薬剤師の転職支援を専門的に行っている転職会社経由でも、中途採用の応募を受けつけているため、転職会社に問い合わせることでも、有効求人の詳細について、知ることが出来ます。

 

どちらのルートでも、入手出来る情報は変わらないのですが、転職会社の場合、様々な企業の求人案件を抱えているので、コストコの求人を、他社の求人と比較してみたいといった時には、転職会社を利用するほうが便利です。

 

このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

薬剤師の年収・給与水準・福利厚生

先ほども触れましたが、コストコでは、管理薬剤師は年俸制、一般薬剤師は時給制となります。後者の場合、時給2900円スタートとなり、勤務時間が1000時間を超えるごとに、50円昇給するようになっています。

 

最終的には、3150円まで上がるので、1日8時間勤務として、月収ベースで54万円というのが、給与の上限額となります。

 

残業時の時給、休日勤務時の時給、深夜勤務時の時給(22時以降)も、明確に定められており、残業・休日勤務は、1時間あたり3915円、深夜勤務時は、3625円となっています。これは全店舗共通なので、地方店舗の場合、同一エリアの薬剤師の給与水準を大きく上回る設定となります。

 

その反面、全員一律の時給となるので、薬剤師の勤務実績が長い人でも、未経験者と同じ待遇でのスタートとなります。

 

その後の昇給についても、仕事の実績やパフォーマンスではなく、勤務時間が基準となるので、そういった意味では、仕事を頑張るモチベーションというのは、持ちづらい給与体系となっています。

 

(逆に言えば、やる気がなくても、必ず時給が上がるということで、仕事に対する意欲がない人にとっては、ラッキーと感じられるような仕組みでもあり、現役社員からは、これがかえって、やる気を疎外する一因になっているという声も挙がっています。)

 

一方、管理薬剤師については、これまでの勤務実績を加味して、年俸額が決まるため、経験者のほうが有利です。ただし、転職時の交渉次第という要素が強いため、自分の希望額をしっかりとコストコに伝えて、交渉することをオススメします。

 

もし、こういった交渉が苦手ということであれば、先ほど触れた転職会社に代行してもらうのがベストです。彼らはこういった交渉事に慣れており、うまく話を進めてくれるので、下手に自分で何とかしようとするよりも、委任してしまったほうが賢明です。

 

管理薬剤師の昇給体系については、年1回、給与の見直しがなされる機会がありますが、明確な人事評価基準がなく、上役の意向次第となるので、上に逆らわないイエスマンのほうが、給与が上がるという、こちらも、モチベーションを保ちづらい状況となっています。

 

なお、一般薬剤師、管理薬剤師を問わず、コストコでは賞与は設定されていません。(給与に含まれると考えてください。)

 

福利厚生について

コストコは、福利厚生については、あまりめぼしいものはありません。コストコのメンバーシップカードをもらえて、商品を割引価格で購入出来ること、401Kが導入されていること、社員が利用出来る保養施設が幾つか用意されているといったぐらいです。

 

住宅手当や引っ越し手当、家族手当、遠隔地手当など、一般的によくあるような手当は一切なしです。交通費に関しても、状況によっては、一部しか支給されないこともあります。

 

薬剤師の就労環境について

コストコでは、薬剤師の地位というのは、ハッキリ言って低いです。勉強不足で医薬品に関する知識を持たない店長・副店長が多いため、現場の薬剤師に対する指示が的外れであったり、時には、法令を無視したような指示を受けたりすることもあります。

 

また、レジ打ち、空き箱集め、洋服のたたみ直しなど、調剤業務以外の他部署の仕事を手伝わされることが多く、薬剤師としての知識・スキルをフルに活かして働きたいと考えている人にとっては、何かと不満が残る環境です。

 

上層部が、この状態を黙認している(むしろ、奨励している)状態なので、今後も、この状態が変わる可能性は低いです。

 

このように、仕事の内容そのものに関しては、問題が多々ありますが、その反面、コストコはサービス残業がゼロ、有休消化率100%、シフトの融通が効く、連休が取りやすいなど、労働環境としては、かなり恵まれています。(10連休を取るなんてことも出来ます。)

 

残業や休日出勤の機会自体も、それほどないので、コストコで働いている限り、プライベートはかなり充実したものとなります。給与水準と相まって、ここに魅力を感じて、コストコで働き続けている人は多いです。

 

実際、勤務経験10年以上といった人も少なくありません。割り切ってしまえば、コストコは楽な仕事です。

 

教育体制・キャリア開発に関して

コストコは、薬剤師に対する理解・配慮というものが、根本的に低いので、教育・キャリア開発といったことに関しては、何も期待出来ません。新卒の薬剤師に対しても、まともな研修がないぐらいなので、中途で入った人の場合、尚更です。

 

コストコで働けば働くほど、薬剤師としては使い物にならなくなってしまうと考えている人が多く、スキルアップに対する意識が高い人だと、週に一度、地元の調剤薬局で、勉強を兼ねてバイトしているというケースが非常に多いです。

 

コストコの育児支援体制について

コストコでは、産休・育休が完備されており、誰でも無条件で利用することが出来るようになっています。育休取得後の職場復帰についても、スムーズに出来るので、子供を持つことが仕事の妨げになるということはありません。

 

ただし、復職した時に、復職前と同じ状態で働けるかどうかというのは、保証されていません。給与が下がったり、別の部署(店舗)に異動することになったりすることもあるようです。それが原因で、復職後、すぐに辞める人もいるので、注意してください。

 

コストコの転職先としての価値

ここまで、コストコにおける薬剤師の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、長所と短所がハッキリ分かれており、この会社で働くのであれば、割り切りが必要です。

 

薬剤師として得られないことも多々ありますが、そこを受け入れることが出来れば、それなりの給料を貰いながら、プライベートを充実させて働けるので、悪くない職場とも言えます。(特に、地方においては、コストコの給与水準は高いので、魅力があると思います。)

 

ただし、20代・30代の若い人の場合、将来的なキャリアのことを加味すると、コストコで働くのはどうかなということが多いです。逆に、50代で、後は定年まで、平穏に働き続けることが出来ればいいという人にとっては、コストコは案外、良い選択肢かもしれません。

 

いずれにしても、コストコへの転職を考える時には、メリット・デメリットを比較したうえで、自分にとって、得られることのほうが多いのか、失うもののほうが多いのか、見極めることが重要です。

 

もし、自分一人では判断がつきにくいという時には、転職会社に相談してみてください。彼らはプロなので、客観的な視点で、冷静にアドバイスしてくれます。

 

また、転職会社は様々な求人案件を扱っているので、同一エリアにおいて発生している、他社の求人と比較して、コストコがどうなのかということを、分析してもらうことも可能です。迷った時には、とても頼りになる存在なので、ぜひ連絡を取って、色々と話をしてみてください。